大型データセンター国内急増 三井物産3000億円投資
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日本政府が6月に発表した方針で国内のデータセンターを増やす方針と、データセンター事業者が積極投資してるニュース。
前に調べたところ
https://energyinnovation.org/2020/03/17/how-much-energy-do-data-centers-really-use/
2010年から2018年の間に、インターネットトラフィックは10倍、ストレージは25倍、コンピュートノードは6倍になったが、データセンター全体の電力消費は6%しか増えてなくて、世界の電力消費の1%程度。
このトレンドが継続するなら、データセンターは今後も指数関数的に増え続ける一方、電力消費を抑える技術革新は起き続けるはず。楽しそうな業界。
低消費電力チップはいわずもがなですが、空調や電力調達でデータセンター事業者の方々も知恵を振り絞っていると想像します。
ちなみに以前オリックスのデータセンター参入のニュースもありました。
https://newspicks.com/news/5765082/データセンターは全く足りなくなりそうですね。
首都圏では印西がデータセンター銀座で、大和ハウスもデータセンターの建設や運営にも乗り出しています。
自動運転時代や5/6G時代が始まれば、データセンターの需要は逼迫するでしょう。しかもAIやHPCなどサーバーの消費電力は、大きなストーブを焚いているような熱を発生するので、空調など消費電力は鰻登りでしょう。
しかもAmazonが再エネ電源確保に奔走しているように、データセンター事業者も再エネを渇望するでしょう。
首都圏のデータセンターの消費電力は首都圏の1割にもなるということですから、データセンターが要求する再エネ電源が足りないと、日本にデータセンターが設置されなくなりかねません。データセンターがその国あるかどうかは、データを国内にとどめ置くかどうかの話ですので、データセンターがその国のデータビジネスが安全かどうかという話にさえなりかねません。
三井物産に限らず、再エネとデータセンターはセットになる大きなビジネスになりそうです。コロナ禍のシンガポールで軒並み不動産価値が下がる中、最も値上がりしたREITのひとつがデータセンターREITだった。日本にもデータセンターREITあるなら少し買ってみようと思ったけど、まだあまり無いようで。
「データセンターREIT」に待望論 “ひもなし”物件が試金石に
https://business.nikkei.com/atcl/NBD/19/depth/00961/
