2021/7/14

【検証】海賊版サイトにはびこる「広告詐欺」の全貌

ジャーナリスト
タダで漫画が読める──。
2017年にそんな口コミで話題を呼んだマンガ海賊版サイト「漫画村」。その首謀者とされている星野路実被告(29)の実刑判決が21年6月17日に、確定した。
お金のない10代、20代をメインターゲットに普及した一方、著作者には見返りがなく、クリエイターの努力を踏みにじってきた。
ただし、違法ながらも一定のエコノミーを成立させ、そこでお金が回っているのも事実。星野被告ら運営者のもとに、お金が落ちるからこそ、マンガ海賊版サイトは広がるのだ。
漫画村やその他多くのマンガ海賊版サイトは、どのような仕組みで運営されているのか。その背景と問題点を取材した。
INDEX
  • 「漫画村」運営者らに実刑
  • 不滅の「マンガの海賊版」
  • 海賊版の「ビジネスモデル」
  • 海賊版にはびこる「広告詐欺」
  • このままでは「海賊版」は消えない