大量に液体を収納しても形状が崩れない「パウチ容器」の一工夫
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パウチはレトルト食品の包装材としてよく見かけますが、リチウムイオン電池にも用いられています。他には円筒型と角型が有ります。
柔らかいパウチでは中の液体が外圧等によって移動しますが、これによって濃度勾配も発生するので電解液を固体にした全固体電池はムラを無くすメリットも有りますが、余程の大型パウチセルで無い限り液系でも問題無いでしょう。
また東洋製罐はTULC缶など画期的な包装技術を世に送り出してますね。角型セルなんかを作ったら面白そうな気もします。
追記(20210719)
元々リチウムイオン電池のパウチ形状のものは、リチウムポリマー電池即ち電解質が固体のものしかパウチに出来なかったんですよね。
それが液体電解質でも問題無くなったのは、こうしたパウチ側のイノベーションのお陰です。まぁ衝突時の安全性確保のために、金属筐体はどちらにしても必要になるのはなるんですが。