英、コロナ規制19日に原則撤廃 感染は再拡大、懸念の声も
コメント
注目のコメント
再び感染の拡大が顕著な中で、ワクチン接種に基づくウィズコロナ路線に転じた英国及びＥＵの国々。今夏を経て、コロナ対応を全体均衡の目標とするのか、それとも部分均衡の目標にとどめるのか、答えを出すのでしょう。
コロナ対応は重要ですが、こうした経験を経て、様々な構成要素の一つになって行くのではないでしょうか。そうでないと、世の中が前を向いて進みません。なお、我が日本は五輪を全体均衡に置いてしまい、変なことになっています。昨日の新規感染は3万人を超えたが死者はわずか6人。mRNAワクチンを国民が幅広く接種するとコロナはタダの風邪に。日本も死者・重症者をトラックするフェーズに移行していくべき。来月英国に渡航して年内は向こうの予定なので、色々な大規模イベントに参加したい
会見の動画と全文はこちら
https://youtu.be/_e_8bj9pBuo?t=571
https://www.gov.uk/government/speeches/pm-statement-at-coronavirus-press-conference-12-july-2021
会見は前夜のEURO 2020決勝を戦ったイングランド代表への称賛と、試合後に起こった代表選手への人種差別的な中傷に対する非難から始まりました。
前夜の試合が残念な結果に終わった事が理由ではありませんが、会見のトーン全体は勝利からは程遠いものです。
質疑で繰り返されたキーワードをひとつ挙げるとすれば「用心深く(cautious)」でしょうか。何時解除してたとしても入院患者や死者が増加することは明らかだが、仮に秋に遅らせると寒い天気や学校の再開などウイルスに好条件が揃う中での制限解除となるため、夏休みを控えた今が最適なタイミングとの判断です。
「パンデミックは終わったわけではない」と強調し、法律による制限やソーシャルディスタンシングは解除されるものの引き続き公共交通などではマスク着用を推奨し、リモートからオフィスへの帰還も夏の間に徐々に進めることを求めています。
そうして用心深くステップを進めることが結果的に入院や死者の増加を少なくすることを会見に同席した専門家も強調しています。
先週の世論調査では英国民の7割程度がマスク着用義務等の延長を求めており、こうした世論の動きを受けて会見も先週からさらに慎重になったと指摘されています。
https://www.ipsos.com/ipsos-mori/en-uk/majority-britons-support-extending-certain-covid-19-restrictions-not-forever
一つ更新はワクチンパスポート。先週の段階でも示唆されていましたが、先月の段階ではお蔵入りと見られていたワクチンパスポートの国内利用が「推奨」されます(義務化ではない)。ガイダンスでは大規模イベントが例示されていますが特に適用範囲の指定は無く、状況に応じで義務化も検討されます。
へ～、と思ったら、時同じくしてフランスではカフェ等でもワクチンパスポート提示を義務化するなど強烈な対策をマクロンが発表。マジですか。
