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翻訳家の鴻巣友季子が、IOCバッハ会長の「感謝しろ」発言について、語学の専門家として解説しています。たいへん興味深いです。ポイントは以下の3点。

・道義上の問題。良からぬ人物だからといって、発言を改竄したり盛ったりしてはいけない。
・翻訳倫理の問題。意図的に「誤訳」することは翻訳倫理に反する。
・英語学習面での弊害。誤った語法や用法を広めてしまう。

そもそもバッハ会長はドイツ語話者で、英語ネイティブではないという事情もあります。ぜひご一読を。
regret, appreciateなど感情を表す言葉は日本との一対一対応をさせることが非常に難しいです。sorryもその一例。できるだけ前後の発言や文脈とともに丁寧に伝えることが、メディアの責任として求められることだろうと思います。
五輪だけでなく日々、海外の記事を目にするので(当たり前のことではありますが)改めて心したいなと思いました。また、多言語コミュニケーションの難しさも感じます。日々精進ですね..