巧妙化する「排除アート」 誰にもやさしくない都市が牙をむく時
コメント
注目のコメント
見るといつも、本当に嫌な気分になる。ここまで社会全体で「使い心地の悪さ」に耐え忍びながら、必死になってホームレス排除をしよう(本当に目的に適っているかさえ分からず)とするのは、異様だろう。政治の問題だが、デザイナーも良心から拒否してほしい。
記事を読んで、あまり気がついていなかった自分を恥じています。
ホームレスは、個人の意思の問題ではない、という点については、精神科医の森川すいめいさんの著作などでも指摘されています。多くの方が精神疾患などを患い、結果的に家を失ってしまう、あくまでも結果なのです。そのように考えると、決して今元気に生活している人と無関係ではない、地続きの問題であると言えます。
かつて日本では精神障害者を隔離する政策を長らくとってきました。その結果、長期入院、多剤大量処方が大きな問題となりました。
このホームレス排除の問題の構図は極めて似ていて、問題のある人を排除したり、薬で当座の問題解決を図っても、問題は何も良くならないということです。問題が起きるプロセスに手を付けていくこと、そこからなのだと思いますし、そうした活動をされている方々には本当に頭が下がる思いがいたします。「外国人の目からホームレスを隠す必要もない今、「誰」がホームレスを排除したいのか、実は分かっていないところがあるのではないでしょうか。」
「誰がそこまでの「排除」を求めているのかが分からないまま、「排除が標準になっている」状態があります。」
ポイ捨て防止のために花壇を置いた、なんて話は聞いたことあるけど、ホームレスの排除は恥ずかしながら初めて知った。
確かに排除アートを許容してる時点で意図に賛同してるってのは当たりかと。
昨今の「皆のために」とかも排除される側は「皆」に入れてなかったり、はなから見てもないんだろうね。
ディストピアっぽい近未来に近付いてる印象。