[東京 12日 ロイター] - 内閣府が12日発表した5月機械受注統計によると、設備投資の先行指標である船舶・電力を除いた民需の受注額(季節調整値)は、前月比7.8%増の8657億円だった。3カ月連続で増加し、市場予測(2.6%増)も上回った。

内閣府は基調判断を前回の「持ち直しの動きに足踏みがみられる」から「持ち直しの動きがみられる」に上方修正した。

製造業は前月比2.8%増の3901億円。2カ月連続で増加。

非製造業(除く船舶・電力)は同10.0%増の4532億円。2カ月ぶりに増加した。

外需は前月比11.4%増の1兆3563億円。2カ月連続で増加した。

機械受注統計は機械メーカーの受注した設備用機械について毎月の受注実績を調査したもの。設備投資の先行指標として注目されている。