Netflix1位になった「バイオハザード」の進化から考える、アニメと実写の境界線
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なんとなく見たNetflixのバイオハザードのCGの進化具合が素晴らしかったので、勢いでヤフーに記事を書いてみました。
個人的にも、バイオハザードは大好きなゲームシリーズなので、かなり贔屓目が入ってますが、日本のCG制作チームでここまでやれるというのは嬉しいニュースですよね。
全裸監督のように日本のドラマも海外で評価されるようにはなってきているものの、やっぱり日本の映画界における世界市場での最大のハンデは、日本だと役者がほとんど日本人というところかなと思ったり。
フルCGアニメであれば、鬼滅の刃のようなアニメ同様、ある程度そのハンデを超えてハリウッドと勝負できるのではないかなと勝手に期待してしまったりしています。本作品を観ました。CGは素晴らしく、バイオハザードらしい緊迫感も楽しめました。
ただ、アニメーションの中の世界に「重力」の存在を感じることが出来ず、それがCGと実写を隔てていると思います。
MAVEL を始めとするディズニーは重さを感じさせるのが上手いですよね。それがあるとグッとリアリティーが増しますフルCGで人間が不要というのは、20年前のファイナルファンタジー(映画)でも言われていた。
でも、人だからこその意図しない動きや無意識に出る仕草であったり、アドリブなどの台本から外れたところにある何かというのは、全て計算されたフルCG映画で再現するのは難しいと思います。
再現出来れば人は不要になるのかというと、そう簡単な話ではなさそうだけど。
実写が無くなり、全てがフルCGになったら、内容の評価が低くて、演技が上手いとは言えない主役を見ることに価値がある作品とかは無くなってしまうのかな。