群れる個人マネーの死角 「テーマ運用」ひずみ生む
日本経済新聞
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テーマ型運用は、マスの個人投資家を相手にした投資ビジネスには不可避だが、不意の株価急落などで投資家がいっせいにテーマ型投信の解約に動いた場合には「(投信の運用会社は)株式を売却するのが困難になる恐れがある」というのはたしかにシステミックリスクの一つとして頭の片隅に置いておくべきでしょう。サブプライム危機のときも、投信の解約売りが証券化商品の価格下落を加速し、それが金融機関の破綻に結びつきましたが、それと全く同じです。ただ、それを過度に恐れていてはなにも出来ませんよ。
金融庁は、本当に顧客本位の業務運営をしているかどうか、金融機関ごとに調査して結果を発表しています。また、民間ベースでも覆面で調査をして発表されています。営業担当者の言うことを鵜呑みにせず、こういった客観性のある調査を先にして、取引すべき金融機関を選ぶべきですね。金融庁のサイトは以下です。
https://www.fsa.go.jp/policy/kokyakuhoni/kokyakuhoni.html