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プロが警鐘「小学校低学年で入塾」させる親が子供の輝かしい未来を消すワケ

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    建築家、東京大学生産技術研究所特任教授、noiz、gluon

    小学校のうちなんて、そもそも勉強の癖をつけるなんてこと自体不要な気はしますけどね。。。勉強という既に制御された情報を扱うことも将来的には重要だけど、制御された情報を扱う技術は大人になっても身に着けられる。小さいうちに大切なのは、現代の技術ではまだまだ扱いきれない圧倒的な複合的情報量とチャンネル数を持つ多様な世界を、全身のレセプターで体感して、制御や対応のトレーニングをしておくこと。

    公園や野山、道路で遊ぶでもいいしスポーツでもいい、工作もすばらしいし仕事の手伝いでもいい。簡単な設問や数字、デジタルデバイスのモダリティに落とし込みようのない多様性を、扱いきれない現実を、ルールや正解の外側を、無意識のチャンネル全域を刺激する体験を、日常で繰り返すことが、特に小学生までのうちは大事。

    上記に一つ加えるとすれば、とにかく本を読む習慣をつけさせること。文字を読んでその意図する意味的構造を再構成したり物語を描出したり感情移入までする活動というのは、動画や音を見る・聞くだけ、限られたアクションのゲームだけをするよりもはるかに高度な、まさに人にしかできない圧倒的な知的トレーニング。文字からのメタ構造の抽出ほど高度で手軽な作業は他になかなかない。

    プログラミングもいいけれど、多様な手段と経路で考える、複数の読解と構築の手段を持つ、飽きずに集中できる基礎力を構築することのほうが、小学校での多少のスタートダッシュなんかよりはるかに重要。

    小学校で比較できるスコアなんて、大人になってからの伸び代に比べれば誤差のようなもの。学生時代に家庭教師や塾講師をしてた経験からも、周囲のいろんな人を見ていても共通して思うのは、親が子供にかわって心配してしまう、焦ってしまう家庭ほど子供は伸びないということ。本当は塾なんて不要。特に日本の受験なんて、個人学習で全く対応可能。

    問題はいかに親のほうが腹を据えられるか、子供を信頼できるか、小さいうちに将来ぐっと伸びる基礎を強く広く作ることに時間と機会をかけられるか。今の塾は基本的にその不安に付け込む、需要のないところに需要を作るビジネス。もちろん本当に求める人、それが合う人使える人に機会を提供すること自体は大事なことだとは思うけれど。

    ちなみに僕の周囲の数学や物理、コンピューターが尋常じゃなくできる人、ほぼ例外なく文章もむちゃくちゃうまいです。


注目のコメント

  • (株)リクルート

    焦って低学年時から入塾させたくなる親御さんの気持ちもわからなくはないのですが、そこに子ども自身の意思があるのかをぜひ考え直してほしいと思います。

    子どもは環境やルールに適応する達人ですから、好実績の塾で環境的囲い込みをすれば、たしかにそれなりに成績は伸びます。でも、「適応」は囲った枠の域を出ない。出された課題をこなし、1〜2時間真面目に聞くだけの子になったらそれ以上の成長は見込めないのです。

    それよりも、「勉強や読書は、たった5分でもいいからしなくてはならない。できるようになるまでは付き添ってあげる。」と環境・ルールを整えつつ、それでいて「勉強・読書にどう取り組むか、どう付き合うか」は子どもに選ばせる方がよっぽど子どもの成長を尊重できる。「楽しくなるように面白くなるように」「出来る自分になった時を喜べるように」とさまざまな選択肢を経験させて、いずれ目を離しても「今日はどんな方法で何をやろうかな」と子ども自身が5分(あるいはそれ以上の時間)の勉強・読書を自分事として捉えられるところまで持っていけたらほぼ勝ち確。

    その意味で、当記事の筆者の5分習慣化は絶妙。

    >>「結局、型にはめなくていいのが低学年。今のうちに自分のペースで好きなように、気持ちよく勉強させてあげることが重要です」
    >>「歯磨きと同じく重要な習慣」だと体得させつつも、それがつらくて孤独な体験にならないよう、一緒に楽しみながらやること。この2つができるのが、まさに低学年。鉄は熱いうちに打つべきなのだ。

    現職の教員として、「まさにそのとおりだな」と色んな子どもたちを見てきて思います。

    低学年のうちから習慣化し、自分事として勉強・読書を捉えられれば、「必要だ」「やらなきゃ」と思った時に一日3時間でも8時間でもやり出します。最終的に受験を見据えてるのなら、塾の授業1〜2時間+課題の枠に無理矢理はめるのではなく、いずれ自主的に長時間有意義な勉強を自ら実践する子に育つように、丁寧に下地作りをしていくべきです。


  • 小学校 教諭

    子どもは本質的に良くなりたいという欲求を持っている存在だと思います。そこに、受験のためだとか目先の成績を上げるためだとか、そういった価値観を与えた上での入塾となると長い目で見て学びにはならないんだろうなと。成績は上がるかもしれませんし知識は増えるかもしれませんが、子ども自ら学ぶことが面白いとかもっと知りたいとか、そういった欲求からくる行動になっていなければいずれ伸び悩むでしょう。これは塾だけでなく学校も然り。


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