「mixiは90%以上の確率でFacebookになれた」米VC代表が語る課題と展望
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mixiはサービス開始が2004年2月(サイトオープンは3月3日)、facebookは2004年2月4日サービス開始。コンセプトの違いなどあり90%以上と言い切れるかは置いておいて、少なくとも当然の様グローバル市場を目指したfacebookと、挑戦をしなかったmixiとでどちらが成功しえたかという意味では答えは明白。
確率は別にして、挑戦しない限りグローバル企業にはなり得ない。
楽天とAmazonはどうか。Amazonは1995年サービス開始、楽天は1997年サービス開始。楽天はグローバルを目指した。こちらはサービスの違い、グローバルを目指したタイミングの違い、サービスの開始の違い。楽天は挑戦はしたが今の大きな差を生んでいる。
よく言われるタイムマシン経営。これは効果的であるが、ローカルでの戦いを勝ち切れなければ意味がない。輸入元が米国中国であれば、サービスを開始したタイミング、その市場の持つポテンシャルでは劣後しているわけだから。単に模倣するだけではなく、改善しその上でグローバルを目指す様な企業が日本からもでてくるように頑張りたい。
今は日本選手権にまだ意義を感じているが、世界選手権で方なければ意味がない。種目がたまたま柔道であればよいが、テニスであれば、その差はとてつもなく大きい。大阪選手や錦織選手の様にテニスで勝てる人材を作るには、海外との接点(両選手とも米国でトレーニングした)は必須。世界との競争を肌で感じることがなければ、世界で勝てる選手にはなれない。
抜粋・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「日本ではmixiがSNSの火付け役でした。そのmixiがなぜFacebookになれなかったのか。おそらくグローバルで戦うことに対してそこまでアグレッシブではなかったであろうことと、できるはずなのに踏み出す挑戦力が十分ではなかったのではと思うのです。mixiが持っていたコンセプトから言っても、90%以上の確率でFacebookになれたと思っています。両者の差はグローバル展開するアグレッシブな勇気や、資金調達などリソースの問題です。」初めから英語で始めないと世界に出ていくことができません。
日本で成功してから世界に出ていこうとしている会社で成功している例はほとんどないのではないでしょうか。
これからのベンチャー企業はぜひ、初めから世界を見てビジネスを作ってほしいです。MIT留学中にMixiからFacebookに移ったけど、当時はお隣にあるハーバードの学生が作った学生向けSNSで、招待オンリーでした。どこかの友人経由で招待が回ってきました。それがあれよあれよというまにこうなるとは。