日本の研究者が40年前に提唱 超新星爆発の理論を確認

コメント

注目のコメント

• 早崎 公威

  忠北大学 天文宇宙科学科 教授

  ・2021年07月11日

  電子はフェルミ粒子なので、一つの量子状態には一つの電子が占有するパウリの排他律が働く。星のガスにはたくさんの自由電子があり、それらが重力によって極端に圧縮されると同じ量子状態に入ろうとする。しかし、先のパウリの原理によって二つ以上の電子が同じ量子状態には入れないので結果として重力収縮に抵抗する圧力が生じる。これを縮退圧と呼ぶ。
  
  星内部の自由電子が重元素によって捕獲されると、この縮退圧が相対的に弱くなり重力が勝って重力崩壊が進行して爆発に至るのが今回の研究対象である「電子捕獲型超新星」だ。ちなみに、電子の縮退圧と重力が均衡している星が白色矮星である。
  
  【論文】https://www.nature.com/articles/s41550-021-01384-2
  
  【コメント再掲】https://newspicks.com/news/5975068
• 伊藤 慧

  インターネットビジネス

  ・2021年07月11日

  ＞「きのうまでなかった星が輝いているのを見つけ、爆発直後の超新星だと感じ、写真を撮り続けたことを覚えています
  
  ここがすごい笑。
• 齊藤 直輝

  📩【40年前の理論を証明】
  
  ✅POINT
  ・「重力崩壊」という爆発
  →今まで知られていた理論
  ・新たに40年前の理論を、観測
  ・「電子捕獲型」という爆発
  →星の中心で電子が失われた時の爆発
  ・この分野の日本人研究者多い
  
  宇宙の中で、40年というのはほぼ一瞬。その期間で、確認できたのは、大きいですね。