【話題】有名ブランドが続々手を組む、新世代ギャラリストの正体
NewsPicks編集部
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ストリートカルチャーやコマーシャルアート、コレクタブル、中国の若い富裕層。今きている消費のキーワード、これらの流れを見事に読み込んで、波に乗っている渋谷のアートギャラリーがあります。
文化を守り育てることと、ビジネスを両立させる、その最前線で未来を読み続ける、注目人物への取材をしました。アート界に関わらず多くの方に読んでいただきたいと思います。
個人的には、中国の若い富裕層が、どのようなものに対して、高額を出す価値があるとみているのか、読み解いていただいているのですが、面白かったです。アーティストと商業ブランドとのコラボレーションや、アーティストのグッズ専門店など、これまでのギャラリーでは考えられなかったプロデュースですね。
NANZUKAさんのお眼鏡にかなうアーティストはLucky。自分の存在価値を高めてくれるのですから。コマーシャルアートの世界には、多くの逸材がいます。それを発掘するのも、また楽しいでしょう。
コラボとの契約にも関わり、著作権はアーティストに残すという姿勢を崩さない。とても大切なことです。アートにおける「美」に定義はなく、ある日突然価値をつけられて青天井の人気になることがあります。ゴッホ然り、生前売れた絵は一枚のみ。
著名作家の連れが、この味がいいね、と言ったらその日がサラダ記念日になるのと同じです。
僕自身も国宝級の曜変天目よりも変哲もない青磁の雨過天青に心惹かれる時がある。
自身の中にある「美」を発見し、それを外部に見出し、共感して慈しむ。
個々人に宿る美意識は普遍性と個別性両面があり、それを表現できるアートの限りない面白さと可能性を感じます。