ワクチン接種率、1位は宮崎 政府公表、大阪が最下位
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「供給量に対する都道府県別の接種率」なので、実際に各都道府県へ配送したワクチンに対する接種率ですね。東京都と大阪府が低いのは意外でした。このような状況になっている理由を知りたいですね。
注目のコメント
たしか当初、各自治体に均等な数を供給してましたので、そりゃ人口が多い自治体は接種率低いですよね。
いくら事実とはいえ、このようなキャッチーな見出しをつけるのはいかがなものかと思います。
特にSNSでは見出しだけが独り歩きしがちです。
これでいわれのない批判を受ける自治体もあるかもしれない、という想像力をもって報道して頂きたいです。均等割りして配ったのだから当たり前の結果。
本当にコロナを抑え込みたいのなら、緊急事態の沖縄や都市部に集中的に配るのが合理的だと思う。東京なんてオリンピック受け入れまであるのに…。
コロナ患者がほぼいない地方から打ちはじめても目に見えた効果は期待できない。
至極当たり前のことだと思うのだけれど、これも悪平等。清き一票の逆差別と同じ。接種率って全人口に対する接種率、成人に対する接種率、高齢者に対する接種率など分母が色々あって、分子も最低一回接種と二回接種完了があるわけです。
この記事の「接種率」は各都道府県へのワクチン供給数に対する実際の接種数。新たな「接種率」の登場ですが、むしろ在庫消化率などの方が適切なのかな。
ワクチンメーカーについて書かれていませんが、仮にファイザーに関する数字だとすると、例えば市町村の集団接種におけるワクチン不足に関しては今回の数字にある未使用分で融通する事になります。
他方で都道府県の大規模接種はモデルナですが、こちらは職域接種との配分が問題になってきます。
市町村レベルの現場での混乱の一例として次の記事は参考になると思いました。市町村におけるワクチン確保数の判断と国のワクチン配分の方針の間で意志疎通がかみ合っていない印象を受けます。
ワクチン予約停止の安中市 必要以上の量要求して他市へ融通 配分急減が追い打ち 見通しの甘さ指摘も
https://www.jomo-news.co.jp/news/gunma/society/307906
今後の需給バランスがどうなるかは解りませんが、仮に全年齢に接種を拡大するにあたって隔週で供給されるワクチンの数がボトルネックになるのであれば、消化率を改善するワクチン配分の最適化と、限られたリソースを分配する際の公平性の担保が必要になると思います。
ちなみにEUではEUのワクチンプログラムから各国の人口に応じた配分比で随時供給されるワクチンを各国8~9割といった消化率で接種を進めています(そのため人口辺りの接種回数は多少のバラツキはあるものの概ね揃っている)。それぐらいは出来るはずです。