熱海土石流 副知事「盛り土の工法不適切」 工事で是正指導
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開発許可制度自体は、50年ほど前の高度成長期に、モラルのない事業者の乱開発防止のために作られた制度であり、それ以前は日本中どこも今ほど厳格な基準の造成地はなく、今回と同じ様な造成地は日本中至る所にある。
その上、近年の気候変動で、雨量も昔の造成許可基準の計画雨量を頻繁に超えてきている。今回、万が一に備えての土石流を食い止める「砂防ダム」も簡単に決壊したとのこと。造成にかかわらず、河川堤防等含めて土木計画の当時の基準雨量で計画された施設は、近年激甚化する気候変動に対応できなくなってきたということである。
今回の事故、メディアは一部の盛土を取り上げて責任の追求をしているが、盛土うんぬんの話だけでは全くない。
人の死を絶対に無駄にしてはいけない。
法規制含め、早急な対応が必要であり、今後同じ様な事故が起こるならば、全て行政の責任であると肝に命じるべきである。
注目のコメント
記者会見をされた難波副知事、土木技術者でもあるということで、個人的な見解をかなり突っ込んで話されている印象。
まだ正式な内容ではないと思いますが、ご自分の専門性を発揮されていると思います。
記者会見の内容すべてをまだ見ていないので、視聴後に改めてコメントするかも。
今週末は一級建築士学科試験。
まさに本日、法規の講義の中で都市計画法の開発許可や検査済証の交付・公告等の他、土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律などについて、解説してきたところ。
近年の社会情勢を鑑みて重要性を増している法律について、法規の締めくくりとして解説しているのですが、起きてほしくない災害でした。。。
追記
コメント欄で、行政の対応についての批判が目につきますが、個人的には言われるほど悪い印象を持ちませんでした。
記者会見で時系列を話されている指導・勧告の内容をみると、監督責任の追及を恐れるより、原因究明を優先している印象を個人的には受けました。開発工事は完了検査が必要では?
今さら是正指導をよく臆面もなく出せるものですね。昨年終わった事では無いでしょう。しかも山の奥の奥という場所でもないでしょうに。
何が腹立たしいって、「自分達が被害者」いう発表だけが、関係各所が迅速だということ。これでは被害者は報われないですね。