2021/7/8
【ディープ解説】金融・コンサルが学ぶ、「テック用語5選」
「今や僕らの生活はソフトウェアに支配されているのに、みんなきちんとそれを理解できていない」
現在、米国で人気のニュースレター「Technically」の著者、ジャスティン・ゲージ氏はこう語る。Technicallyは、非エンジニア向けにテクノロジーの解説をするメルマガ+コミュニティであり、米Substackでもトップクラスの人気を誇る。
興味深いのは、このニュースレターの読者層だ。
「スタートアップ界隈もいますが、一番の読者層はコンサル、そして金融です」。ゲージ氏がこう話すように、今米国の銀行や投資家らは、テクノロジーのことをできるだけ「根幹」から理解しようと必死に情報を集めている。
そこで、NewsPicks編集部では、Technicallyの人気記事から「5つのテクノロジー」を厳選し、要約したものをお届けしたい。難解なレベルに入り込んだ記事もあるが、次の時代を見据える上では、必須な内容となっているはずだ。
INDEX
- ①もう一歩深く知る「API」
- ②今こそ「AWS」を理解する
- ③「DevOps」という新常識
- ④「Kubernetes」って何だ
- ⑤脅威のテクノロジー「GPT-3」
①もう一歩深く知る「API」
「APIとは何か」を理解することはもちろんのこと、そして実際にAPIを使用してその価値を発揮することは、通常ならこれまで、エンジニアや技術関係者だけがわかればいいトピックでした。
ですが、もはや、そんなことはありません。NewsPicksの特集でも紹介したように非エンジニアにとってもAPIについて知ることは世界のテクノロジーがいかに動いているかを知ることにつながります。
では、まずAPIをめぐる実際の技術的な基礎知識から見ていきましょう。
まずデータベースと同じように、それぞれのAPIには独自の仕様や癖があります。
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この連載について
ITテクノロジーの使い方が大きく変わっている。イチから自分で構築するのではなく、世にあるツールを組み合わせれば、デジタルで成長を実現できる時代になった。ノーコード、ローコード、APIなど新時代のテクノロジーとの向き合い方を伝授する。