[5日 ロイター] - 中国の独禁当局、国家市場監督管理総局(SAMR)は、インターネットサービス大手、騰訊控股(テンセント・ホールディングス)による2大ゲーム動画配信サイト「闘魚」と「虎牙」の合併計画を正式に阻止する方針。事情に詳しい3人がロイターに明らかにした。

テンセントはSAMRの要件を満たす是正措置を提案できなかったという。

またSAMRは、合併審査を申請から180日以内に完了できないとテンセントに通告。それを受けてテンセントは、申請をいったん取り下げ、再申請していた。

テンセント、闘魚、虎牙、SAMRにコメントを求めたが、現時点で返答はない。

一方、SAMRは、テンセントが計画する検索サービス捜狗(ソゴウ)の非公開化計画を7月中に承認する見通しという。