雇用流動化、若者けん引 3年内離職率が10年で最高
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それなりの大学を卒業して、新卒でAA銀行に就職した若者が、10年仕事すれば、それなりの銀行マン、ウーマン、つまり"バンカー"になるだろう。その人は BB銀行に移れるか?といえば難しいね? なぜ?ほかの業種でも同じようなこと、多くの日本人たちが日本の常識の制度だと思っていたのだね。
多分、そんな移動は日本では「タブー」的な行動で、日本社会からは嫌われ、たんとなく社会から阻害されていくのではないか?
だが、よく考えてみよう。そんなことが法律ではないとしても、そんな制度が社会常識として多くの国民に共有されている国が世界にあるだろうか?第一、昔は家督も長男がついでいたのだからね。
でも、これで戦後1945年からの昭和時代は大いに経済成長を成し遂げたのだ。だがそれを可能にした「世界の枠組み」は冷戦があったこと、だからドイツは二つに分かれ、日本は、朝鮮戦争、次いでヴェトナムでの戦争があったことで経済成長したのだ。それもラジオ、テレビ、冷蔵庫、自動車などなど、「モノつくり」が得意だったからね。
何事も自分たちだけの「常識」だけではなく、その時代の世界のありようと、その枠組み(戦後は冷戦)をまずは考えて、日本を考えてみることが大事なのだ。
若者が、より良い成長をしながら、より良い職場へ、成長する企業に動くのはもっともなことなのだ。よい人材を育てる企業には、優秀な人たちを引き付ける。企業も成長する。そして優れた人材を呼び込めるよううな企業になることが、社会的存在である企業の大きな目的なのではないか?
ようやく就職、仕事のありかたにも「当たり前」の様相が、若者から始まってきた、ということなのだね。そんな企業にはやる気のタレントが移ってくるようになるのだ。市場原理の根幹だね。
日本は例外的だということもあるのだ、ということに気が付いてほしいのだ。「単線路線のエリート」では済まない世の中になっているのだね。
注目のコメント
ふむふむ。若手は辞めるが、ベテランがやめない構造って、イノベーションとか流動性の観点ではさして重要ではない気がしますが、、、
極端に言えば第二新卒の人は「一回目のキャリア選択に失敗した人」です。そういう人に門戸が開かれることは社会としてとても良いことだと思う反面、一回目の就職がその人にとってハッピーで「3年で辞めるなんてもったいない」という人が増えてほしいです。新卒で3年だと、まだ他社に転職することでイノベーションを加速させる人材ではないことがほとんど。もう少しその会社で頑張って経験を積んだほうが良いと思います。正直なところ。
--以下引用
流動性を比較する指標としては勤務年数が10年以上の社員の割合がある。新卒採用後、10年未満の若手や中途入社で勤続年数が短い人などを除いた割合で、終身雇用の中高年が多いほど高くなる。日本は45.8%(17年)と主要先進国で最も高い水準
欧州では流動性の拡大が生産性向上に結びつく一方、正社員を減らし非正規雇用を増やすことにつながっているとの指摘もある。新人研修の講師など担当してますが、最近は若手が辞めていくことはあまりありませんが、正直悲しいです。流動性が高まる方が良いだったり、転職は早い方が良いという理屈も理解できますが、入社後3年間で学ぶべきことはしっかり学んだ上で、ある程度の知識やスキル、対人関係などを構築して転職なりなんなりしたら良いのかと思います。
何も学ばず転職を繰り返すほど時間や資源の無駄はないと感じます。
私には合わないから辞めますってよく聞くけど、ブラック会社はともかく、天職だ!って思える仕事と出会える人ってどれくらいわかるのだろう。ましてや3年くらいでその仕事の本質まで理解できるのだろうか。
優秀でない私には理解し難い。
またリーダーや上司として部下に対し、働く意義とか成功とは?とか教育、適正な評価、何気ない会話など信頼構築がしっかりできているかな?と振り返りました。