[ワシントン 2日 ロイター] - 米商務省が2日発表した5月の製造業新規受注は前月比1.7%増と、4月の0.1%減から力強く回復した。供給網が混乱する中でも設備投資が底堅さを保っている。市場予想は1.6%増だった。

前年同月比は17.2%増加した。

製造業は米経済の11.9%を占める。

前月比の内訳は、輸送機器が7.7%増。電気機器と家電・部品は1.3%増加した。

製造業受注残は0.8%増。4月は0.4%増加していた。

民間設備投資の先行指標とされる資本財から国防関連と航空機を除くコア資本財受注は0.1%増。先月発表された速報値の0.1%減からプラスに転じた。

国内総生産(GDP)統計で企業設備投資の算出に使われるコア資本財の出荷は1.1%増。速報値の0.9%増から上方改定された。