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組織の慣性(inertia)の一番深いのは、「社員が当然と思って疑問にも思わないこと」です。その域、つまり10年続けば35年続いても全く不思議はない。むしろ個人的にはこの慣性を打ち破る力、つまり「検査してなくない!」という声がどこから出てきてどのように明るみになったかに興味があります。そうした声があがる、表に出る仕組みを作ることが必要だろうと思うからです。
きのう、WBSを見ていたら「不正の総合デパート」という枕詞がついてましたが、そういうイメージになってしまいましたね
外形的にトップ辞任が必要なのは理解できなくはないものの、35年延々隠し続けていたものが発覚したタイミングでたまたまトップだった、むしろそういうウミを白日の下に晒すよう頑張るとそういう結末になるってのはやるせないですね(杉山氏がそうだったのか詳細は存じ上げないですが)
また、それより前の会長はよいのか?という意見があるのも尤もだと感じます
しかし、頑張って就職して新入社員で入社して配属された部署で、初めてこういう不正の存在を知った時の絶望を想像するとやるせないですね
そんな会社はヤダと言って辞める人もいなくはないでしょうが、多くは「仕方ない」「それが会社だ」と自分を納得させるしかなく、そうなった瞬間に共犯者になってしまう、という構造は本当に罪深いですね
社長が変われば変わるとか、これで責任取ったとかいう問題では無いですね。もっと根深い。
気になるのは、社長の4年交代をなんとかの一つ覚えのように未だに続けてきていたこと。「経営なんて御神輿に誰か乗せておけば何とかなる」という時代はもうとうに過ぎているのに、未だにそれすら変えられていない。マネジメントやガバナンスということ自体に意を用いていない会社であることがよく分かります。
社長が謝罪したり辞任すれば解決するような状況ではないのですよね。正直、この手の問題が今後起きないようにするには、根本的なカルチャーやら組織やらなんならビジネスモデルを抜本的に見直していかなければいけないような本質的な問題に向き合っていくことが不可欠です。

今回は、検査不正が起きたことというよりも、それを経営としてどう捉えて、どう改善していく姿勢を見せるのかというガバナンス上の観点が大事だったと思います。第三者委員会を立ち上げるのは昨今は当然として、そもそも初動がまずく隠蔽を疑われ、そもそも経営としてこのような問題を軽視している姿勢により、様々なステークホルダーから信頼を失う結果を招いてしまいます。

今後経営に求められるのは、より複雑で高度なステークホルダーマネジメントです。金融機関だけではなく、テクノロジー企業も最先端でいいもの作れば売れるというのは今は昔の話。株式会社である以上、「信頼」と「信用」の積み上げが不可欠です。これを担保し持続的にリスクテイクして成長を実現していくのがガバナンスの役割だと思います。


よければこちらの記事もどうぞ

【社長謝罪が日本を良くするわけではない〜経営責任とガバナンスの関係】
https://note.com/201707/n/nc01acfa0b70d
ガバナンス・コンプライアンス不全で糾弾、辞任といったシンプルな図式では捉えたくない。

三菱電機については、本件だけでなくここしばらく様々な社内不正が出ている。バラバラとした事業部で出てきているという点で、一種の組織体質と言われてもしょうがない部分はあるかもしれない。
また、それが特に本件については80年代から続いているという点で、悪気なく当たり前になっていた、逆に言えばそれを指摘する風土がなかったのかもしれない。

一方、80年代と現在では、経営環境なども様々に違う。当たり前となっていた業務プロセス・習慣を変えることは簡単ではない。もちろんそれが最終的に経営責任であるという点も、それを防ぐ仕組み・風土を作るという観点で、究極論としても理解できる。
でも、実質的にそこが業務管掌であったのかの方が、実効的な部分としてはよほど見るべき点だと思う。例えば東芝の不正会計の場合は、数値自体が異様な状態を示していて、それを捕捉できないことは経営として怠慢だと自分は思うが、本件について例えば他社で成果を出している経営者がCEOだったとしても事前に発見できていたかというと、微妙ではないかと思う。できるとすれば、不正が多く出ていたからその膿み出しをするという観点で、全社の全プロセスをチェックしたり内部告発を受け入れるみたいなキャンペーンをして初めてできるレベルではないかと思う。就任前に一定の不正が他事業部で検知されていたなかでそれをやらなかった経営責任、といえばそうかもしれないが…

プロセスという観点では、Amazonについての下記記事が印象的だった。
日本の品質への拘りは強いが、それに拘り過ぎて負けたり、実質的に意味がないプロセスを現場で「やりくり」してしまう場合もある。
基準・プロセスの実効的な見直しによって、安心・安全や品質に必要なポイントに効率と両立する形で担保できるようにすることがとても重要だと感じる。疑問に思ったことや困った時に、躊躇しないで済む環境・文化・仕組みも重要で、トヨタ式のアンドンなど小さいところから「止める」といった部分から始まると思う。
https://newspicks.com/news/5982718
先輩社員に対してNo!と言えない古い体育会系の体質になっていたのでしょう。100年の歴史は、企業風土を劣化させてしまった。これを機に、もう一度劣化した風土を耕し直さなくればなりませんね。
長崎は岩崎弥太郎とのご縁から、三菱王国と言われます。
九州の拠点は福岡にもかかわらず、地方なのに三菱UFJ銀行、三菱信託の支店があることからも伺い知れます。三菱重工長崎造船所香焼工場は地元の造船会社に売却して規模を縮小していますし、三菱電機もこの失態.....長崎という地方経済へのダメージが続きますね...
CGCの提唱者私としては、以下の事に唖然とする。

「かたや、株主総会前に、経済産業省と国土交通省と一部顧客には説明・報告をしていたため、記者会見では質問が集中。「隠蔽(いんぺい)していたのでは」などと批判された。」

再選任された取締役全員 (12人中11人! ) は監視監督の義務が問われるから、総会でそんな恥ずかしい事を避けたかった。「先ずは何も言わないで再選任されれば良い、形式を揃えばいい」、と言う甘え考え方を選んだ。まるでいたずらをした子供のように。でもこのやり方で信頼を失ったので今から臨時株主総会で新しい構成の取締役会にすると言う株主提案が出ればおかしくない。

株主をバカにしている。きっとこれからもっと変な情報が出てくるでしょう。

https://www.mitsubishielectric.co.jp/ir/data/business_report/pdf/150/all.pdf
社長が辞めざるを得ない事件ですね。
三菱電機さんは人材が豊富なので次の社長がすぐに決まると思います。
しかし、普通のベンチャー企業だと次がいません。
襟を正して経営しなくてはいけませんね。
不正検査がもはや「伝統」になっていたんでしょう。悪しき伝統を断つ事の難しさがよく出ていますよね。企業体質の変革とか業務変革とか表現するのは簡単ですが、これがいかに難しいか。真剣に向き合わなければ。
この連載について
今、知りたい注目のニュースの真相から全体像まで、やさしく徹底解説。プロピッカーや有識者による対談、オピニオン寄稿、直撃インタビューなどでお届けする、NewsPicks編集部のオリジナルニュース連載。
三菱電機株式会社(みつびしでんき、英語: MITSUBISHI ELECTRIC Corporation)は、日本の大手総合電機メーカーであり、三菱電機グループの中核企業。同社は、1921年(大正10年)1月15日に三菱造船電機製作所(神戸)より分離独立する形で設立された。 ウィキペディア
時価総額
3.41 兆円

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