新着Pick
34Picks
Pick に失敗しました

人気 Picker
今やターリバーンの支配地域はアフガニスタン政府を圧倒しています。
https://www.longwarjournal.org/archives/2021/06/taliban-doubles-number-of-controlled-afghan-districts-since-may-1.php
 ベトナム戦争のサイゴン陥落の時と同様、最後の時になってもどうしても米国人はある程度残っているでしょう。その際、米国人の犠牲者を出さずに撤退するというのは、米軍にとって最優先されますが、決して容易ではないはずです。
 また、これまで米軍に協力してきたのだから米国に連れていってくれ、さもなければターリバーンに殺される、というアフガニスタン人が何万といますが、彼らが全員連れて行ってもらえるわけもないでしょう。カブールにある米国大使館は、そういうアフガニスタン人数千人に常時取り巻かれています。
https://twitter.com/sabatech_pr/status/1410200356122882049
 米国人の犠牲者を出さない撤退のために、米空軍をできるだけ活用したいはずです。バグラム空軍基地は、2001年の米軍のアフガニスタン侵攻以来、米軍の作戦の中心拠点でした。今後は、近隣諸国に米空軍を駐留させなければ、撤退の援護もできませんが、パキスタンなどの隣国は、米空軍の駐留を拒否しています。
 しかし、バグラム空軍基地があるパルヴァーン州もほぼターリバーンが制圧しているので、米軍も撤退せざるをえないでしょう。なお、バグラム空軍基地からカブールまでは、車で1時間です。
アメリカの諜報機関はNATO軍撤退後6ヶ月から12ヶ月でガニー政権は崩壊するという見通しを示していますが、現在ではそれより早くアフガニスタン政府はタリバンに打倒されるだろうという見方が大半です。

この1ヶ月間でタリバンは最低でもフォード・レンジャー 270輌、ナビスター7000 141輌、M1151及びM1152など複数タイプのハンヴィー 329輌、耐地雷/伏撃防護装甲車M-ATV 21輌など700両以上の戦闘車両を投降したアフガニスタン政府軍から接収しているのが確認されています。


既に政府軍は戦意を失っており、タリバンはこれらの機甲戦力の入手により、アメリカ軍撤退後の空白を急激に埋め、速やかに全土の90%に展開するだろうと予測されています。

アメリカは当初予定より迅速に軍の撤収を進めており、9月11日の期日を前倒しして8月中に撤収を完了させる見込みですが、これはタリバンの進出が予想より早く、撤退するアメリカ人に被害が出ることを恐れているためでしょう。

グレートゲームのイギリスにはじまって、ソ連、アメリカとアフガニスタンに手を出すと碌なことにはならないのいうのが、歴史の教訓です。
当初予定していた9月11日から大幅に前倒しで撤退完了する予定。こういう話題はやはりニューヨークタイムズなどアメリカのメディアが強い。

最大拠点のバグラム空軍基地からは木曜、派手な式典もなく撤収。今後、アフガニスタン軍への空爆支援と上空からの監視は、カタールやアラブ首長国連邦の基地、さらにアラビア海の空母からおこなう。カブールのアメリカ大使館警備のため650人の部隊が残るということだが、アフガニスタン政府への軍事アドバイザーも含めまったくゼロになってしまうんだろうか。米軍のみならずNATO自体、撤退する予定という。

9.11から、ついに20年。

NYT, July 2, 2021
U.S. Leaves Its Last Afghan Base, Effectively Ending Operations
https://www.nytimes.com/2021/07/02/world/asia/afghanistan-bagram-us-withdrawal.html

NATO and Afghanistan
Last updated: 09 Jun. 2021
https://www.nato.int/cps/en/natohq/topics_8189.htm
この状況の元となった9.11米国同時多発テロ事件から早20年。イラクの大量破壊兵器疑惑が実は違いましたという結末、そしてアフガン情勢を泥沼にまで持って行ってしまった。アルカーイダの犯行に対して、イラクとアフガンをここまでめちゃくちゃにした米国やそれを指示した各国の行動は、振り返られるべきもの。この20年間に、名もなき一般市民がどれだけ亡くなったことか。
米国が世界の警察官としての役割を演じ続けることはできないのは明らか。米軍撤退のあと何が起こるかを世界が注目している。サイゴン陥落の日は航空母艦とヘリコプターによる南ベトナム人の脱出劇の映像が何度も放映された。アフガンは空母による大量脱出作戦はできない。もっと深刻な事態になるのではないか。
米軍撤退の後の混乱もすでに議論されています。一部には「中国のプレゼンス増」という説があります。その場合、パキスタンを含めての「アフパック」をうまくまとめるのはやはり困難で「中国も足を引っ張られるのでは」という指摘も。
バイデン政権の誕生で、たしかにアメリカとヨーロッパの溝は埋まり始めて来た。しかしながら、バイデン政権がアフガニスタンからアメリカ軍を撤退させ、それによって現地でのNATOミッションの停止を引き起こしてしまったことに関して、ヨーロッパ側は深い疑念を持っている。
バイデン大統領は、以前に同時テロの20年となる9月11日までの完全撤退を表明していますが、予定より大幅に撤退完了が早まることになりそうです。
「アフガニスタン駐留米軍が、首都カブール北方の最大拠点バグラム空軍基地からの撤退を既に完了し、数日以内にアフガンからの撤退作業が終わる見通し」