日本の「1人当たり労働生産性」は世界37位、1位はどこ?
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企業単位で見ると、社員一人あたり売上が低い企業は社員の生産性(能力・効率)が低いというよりは、商材の単価が違いすぎることの方が数字に出やすい。
労働生産性を上げるなら、効率を上げるよりは単価の高い商材を扱う企業比率を上げる方が手っ取り早いが、国単位で見ると資源のない(と言われる)日本が勝負するならば?
注目のコメント
実質GDP/一人当たり労働者(人口)の「伸び」という観点から見ると、世界金融危機以降、日本はかなり健闘しています。PPPレート換算とはいえ、名目GDPという数字での計測をどう考えるかでしょうか。
因みに、G7ですと、金融危機以降、英国の労働生産性の改善が顕著に停滞しています。ある時期まで米国も停滞していましたが、後に改善しました。両国とも金融はお家芸。他方で、米国にあり英国にないもの、それはデジタル産業。産業の動きで、両国の違いはかなり説明ができます。
産業構造も、かなり反映される指標です。毎度お馴染みもう何度コメントした事か、労働でも生産性でもない単なる労働者数あたりのGDP。石油が取れたりカジノがあれば寝てても上がる数字のどこが労働生産性なのか。各国協調してこの呼び名を変えるべき。逆に言えば国家の非労働所得をどうあげるのか、という議論に使えば良いかも。
ちなみに本当の意味での労働生産性の議論については、いい加減デフレが原因、でコンセンサスでいいと思います。無論他に要因あるがここまで明らかつ本質的なのだから。我が国の経済規模に比して「一人当たり労働生産性」が低いことはずっと昔からのことです。
いろいろな原因が考えられ、様々なアプローチでこれを引き上げようとしてきましたが、一向に伸びません。
「仕組みのせいだ」と嘆いていても生産性が伸びることはありません。組織や個人が、今までのやり方が本当に生産的なのか、今までのやり方に疑問をもって見直ししていくことが必要なのだと考えます。