[30日 ロイター] - 米衣料小売りのギャップは30日、フランスとイタリアの店舗の売却に向け交渉中だと明らかにした。同社は欧州でのプレゼンスをオンラインに限定し、コスト削減する方針。

また、9月末までに英国とアイルランドのギャップ・スペシャルティとギャップ・アウトレットをすべて閉鎖する。

同社株は午後の取引で3%前後上昇した。

フランスの店舗はFIBグループのHermione People and Brandsと売却交渉をしているとする一方、イタリア店舗の交渉相手は明らかにしなかった。

ギャップはザラやH&Mなどと市場シェアを争っているが、新型コロナウイルスの感染拡大で実店舗の販売が苦戦している。