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なぜこれが実現困難だと事前に分からなかったのだろう。

小規模でもアンケートを取ってみるとか、テストをすれば必ず採点があることに少しでも思いを馳せるとかすれば、受験生を混乱させたり、多額の違約金払ったりすることは避けられただろうに。

別に誰かを責めると言うのではなく、二度とこうした混乱を招かないために、試験制度の重要さを再認識するために、十分な検証が行われてほしい。
みなさんコメントしていらっしゃるとおりですが、列挙されている問題点はすべて最初から問題視されていたもので、なぜ文科省がここまで迷走したのかがよくわかりません。

ひとつのきっかけは荻生田文科相による2019年10月の「身の丈に合わせてがんばって」発言で、よりによって実施する国の側が地理的・経済的な条件の格差を是認することはあってはならないと考えます。北海道の大学に勤めた経験があるので、受験会場に到達するまでの不利益がいかに大きいかはよくわかります。

記事の写真は本郷キャンパスのようですが、私の勤務先は共通テストをほぼ足切りに使うだけなので、受験生を含め直接の影響はありません。ただここまで時間を費やして、結局最初から指摘されていた問題点を理由に「実現困難」というのは、不可解であり、役所・官僚の仕事のしかたとしても、強く批判されるべきものと考えます。
この件について、日大の末冨先生のTwitterをご覧いただけるとより詳細がわかるかと思います。教育政策は他方では言いがかりに近いエビデンスに縛られ、他方では全くもって検証されないのが不思議でしょうがないです。

https://twitter.com/ksuetomi/status/1410120869259595780?s=21
先ず何のために共通テストの記述式・英語検定を取り入れようとしたか思い出す必要があります。
国際化、情報化の急速な発展に対応するために学力の3要素をバランスよく育成する為でした。すなわち思考力、判断力、表現力です。
2012年から論議をしていて、いまさら実現困難はいくら何でもないと思います。9年間も何を議論して来たのかと言いたくなります。
英語民間検定試験と記述式問題の導入が困難だから国際化、情報化はできないと言うのですかね。
対案が「各大学の個別入試での活用を促す」だけなら何もしなかったのと同じです。
これ,教育の問題でもあるでしょうけど,行政と政治の関係の問題とも言えそうです.こういう決着になったということは,中の人ははじめから実現難しい,というのがわかっていたけれども政治的圧力にあらがえなかった…とかなんだろう,と想像させます.有権者の願望もあるので,政治家がとてもできそうにないことを言うのはある程度仕方がないこととして,どこかでバランスをとれるようにすることが必要な話ではないでしょうか.
かつて慶応の塾長は新聞に投稿して、入試改革が遅れて古いガラパゴス化した日本の教育を受け知られる子供がかわいそう、と主張していました。もう5年ぐらい前だと思います。しかし、試験制度について、世界中で行われているのに、なぜ日本だけ出来ないのか不思議です。コロナ対応との共通点は、出来ない理由が次から次に出てくることです。民間企業では許されないことだと思います。
採点の問題とか言われてたことだし(以前の自分のコメントでも採点の話は書いてた)、費用負担の問題とかも出てきていたんだけど、長い年月かけて「やっぱり無理でした」というのほ、かけてた年月改革が遅れたという話だし、携わっていた人たち今何してるのと言う話。

とりあえず決めたことだから突き進む、という話にならなかったのは、良かったことかもしれないけど。