量子計算機、12社共同利用 トヨタ・三菱ケミが素材開発
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量子コンピューティング技術は既知の問題をより高速に解決するだけでなく、未知の問題を解決できる新しい可能性を秘めています。ロジスティクスの最適化、金融のリスク管理、次世代バッテリーや新素材の発見、再生可能エネルギーの効率向上等、活用分野はさらに広がっています。技術の進歩は目覚ましく、予想を大きく上回って実用化が進む可能性があります。記事にある「量子イノベーションイニシアティブ協議会(QIIC)」(会長:佐藤康博みずほFG会長)は、IBM量子コンピュータへのアクセスをはじめ、量子計算ソフトウェア・アプリケーションや量子ハードウェアなどに関する産学官の協力を促進し、量子コンピュータの社会実装を実現していきます。
東京大学は、昨年7月にこの協議会を創設し、産学官の活動を推進しています。大学という「公共財」を社会のために最大活用して、量子技術や半導体技術など日本のイノベーション戦略上重要な分野で、大学が世界との間に橋を架ける「ゲートウェイ機能」を担っていきます。
注目のコメント
実は2018年ごろからIBM Qの20量子ビットのマシンは慶應大学が誘致して東京にあったようです。
今年中に「商用機」ができるのも前から発表されていて、このニュースはそのパートナーが決定したということでしょうか。企業の研究が盛んになることに期待。
IBMは2023年までに1000量子ビットのハードを作ると言っていて、ゴールドマンサックスは7500量子ビットなら量子コンピュータの方がアドバンテージがあるかもと言っているそうです。
https://www.ibm.com/blogs/research/2020/09/ibm-quantum-roadmap/
https://www.ibm.com/blogs/research/2020/12/quantum-advantage-derivative-pricing/核融合炉とどっちが先に実用化するか
今回IBMが売り込んている One は20量子ビットのコンピュータですが、素因数分解には10万量子ビット必要らしいですね。またRSA暗号は200万量子ビットあれば8時間で解けるそうです。
https://www.imagazine.co.jp/ibmq-kawasakishi/
https://www.jri.co.jp/MediaLibrary/file/column/opinion/pdf/11942.pdf