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中央ヨーロッパも東ヨーロッパも、各国ごとに思惑があります。ウクライナは、2014年にロシア軍の侵攻を受けてクリミア半島を占拠されたままになっていて、ロシアとの軍事的緊張も続いています。ウクライナはロシアに対抗するために米国との同盟まで考えていて、今年初めにウクライナのシンクタンクから、日米同盟の現状についてスピーチなどを求められました。ウクライナは旧ソ連時代に艦艇や航空機の製造に関わっており、中国の空母「遼寧」も、ウクライナの造船所で建造中であったソ連の空母「ワリヤーグ」を購入して修復したものです。中国は、ウクライナから原子力空母の技術や航空機エンジンの技術も得たいと考えてウクライナに接近していますが、ウクライナはロシアという脅威に対抗することの方が優先順位が高いのです。同じ東欧でもベラルーシの考え方は異なります。ベラルーシの外交学院で、インド太平洋地域における安全保障情勢について講義を頼まれて行った際、ベラルーシの研究者から、「ベラルーシが中国に非常に近いということを分かっていてこのような話をしたのか?」と問われました。
中央ヨーロッパの関心は、ドイツの経済的影響力が過大になり過ぎることを回避することにあるように見えます。昨年2月、ハンガリーのシンクタンクでの会議に参加してから、中国に関する共同研究を持ちかけられています。ドイツの影響力に対するカウンターとして中国を引き込もうとしたが、いざ中国が入ってくると中国に対する警戒心も高まってきたとのことでした。特に、ハンガリーは自分たちの力で共産党一党独裁を打破し、民主主義を勝ち取っています。共産主義への嫌悪感は強く、二度と共産主義には戻らないと言っていますから、共産党が率いる国の教育機関が国内に入り込んで思想的な害を及ぼすことに嫌悪感と危機感があるのだと思います。
心配なのは、中・東欧における日本のプレゼンスが低いことです。EUあるいは欧州はドイツやフランスだけではありません。日本でも欧州と協力する必要性は議論されていますが、西欧だけでなく中・東欧との意思の疎通および協力なくして、欧州との協力を進展させるのは難しいと思います。
直感的に

香港、ウイグル、コロナウイルス疑惑

世界中の中国への警戒の高まりは要因は、この3つが象徴していますが、実際には、この裏に隠された実態が見え切れないことが一番不気味です。

今思えば、世界中を海外旅行しまくっていた中国人が海外に目を向けていたことは救いだったかもしれません。
ロシアは米国による経済制裁でルーブルの価値が一時期半減し、若いロシア人の方のYouTubeチャンネルで、モスクワにいる一部の富裕層以外誰も貯蓄しているものなどいない、若い国民は移住する事を望んでいる、と切実な声を聞いたのを覚えています。

歴史は繰り返されると言いますが、どうも共産主義は30-35年周期でその思想の見直しを求められているような気がします。1989年のベルリンの壁崩壊の時のように。
国際協調という名の分断
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