「人材」を「人罪」と呼ぶ企業…〝残念な当て字〟が生まれた理由

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• 丹治 翔

  朝日新聞ネットワーク報道本部

  ・2021年06月25日

  《この時期、「人財」を巡る語りの中に登場したキーワードが、主に二つあります。①日本型雇用制の否定②高度情報化と能力主義の進展です。当時流通していた経済誌を読むと、情勢がよく理解できるでしょう》
  
  筆者の神戸郁人記者が、1980年代の経済誌の論調をまとめているが、現代と置き換えても大差がない。日本は「止まっている40年」なのか。