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シングルセル(単一細胞)解析 ―1つの細胞単位で解析できると、見える世界が変わります。

たとえば、発現している遺伝子が2本のDNAのどちらから発現しているかを明らかにする解析があります。
人間は、父親由来のDNAと母親由来のDNAを1本ずつ持っていますが、あるRNAが発現しているときに、これが父親由来のDNAから発現してきたものか、それとも母親由来のDNAから発現してきたものかを調べるのです。

これがわかると何が嬉しいかというと、従来は、2本のDNA由来のRNAの平均値を見ていたため、DNAに変異が入っていたらすべての細胞で表現型がでるとみなしていました。
でも、DNAを1本単位で見ることができれば、変異DNAからRNAが発現しているのかまで調べられ、真に変異アリルからRNAが発現している細胞のみを標的にした、より精密な創薬へつなげることができます。

創薬のさらなる発展に期待です!
今回はバイオ業界でもCOVID-19により一層注目を集めているシングルセル解析に取り組む日米の注目スタートアップについて取り上げました。

米国のトップティアVCはヘルスケアを切り口にバイオ・創薬企業への投資を加速させています。日本でも投資家層が拡大し、優れたスタートアップが台頭してくること、そして我々の生活を良くすることに期待しています。
美しい売上増加のグラフ。
試薬と機械の組み合わせという点では、日本の検査試薬・機械の雄、シスメックスも同様(売上約3000億円、時価総額2.6兆円)。試薬は消耗品で、機械が入れば売上が期待されるし、使うほど機械への習慣化も進むという、好循環が作れると極めて強い領域。あとは販売効率という観点で、大量に試薬を使う大規模病院や検査センターに入っている(そしてそういうところは小規模クリニックと比較して試薬比率が一般論として高い)。
10x Genomicsについて、機械+試薬ビジネスの強さ、そのうえで大手にも入りこんでいるというところが、上場・非上場関係なく評価されやすいポイント。
記事に言及がある日本企業(ナレッジパレットやbitoBiome、シンクサイト)にも注目していきたい。