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ファイザー・モデルナ製ワクチン、若者の心臓疾患と関連性の可能性=CDC

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    総合内科医 医学博士

    心筋炎や心膜炎は、一般的にはかぜなどのウイルスに感染した際に心臓の筋肉や心臓を包む膜に炎症がおよぶことで起こる、まれな疾患です。ファイザーやモデルナなどのmRNAワクチン接種後に心筋炎や心膜炎がごくまれに起こることが報告されはじめ、日本でも約1000万人に接種して7人という頻度で報告されていました。米国の大規模なデータベースの解析結果によると、1億7700万人にワクチン接種をした中でその後心筋炎や心膜炎を発症するケースが1000件以上報告されており、これは自然発生率よりも「統計学的に有意に高い」ことが今回報告されました。起こる頻度としては0.00056%であり、逆にいえば99.99944%の人はこの副作用を被ることなく接種することができます。

    今回の報告に関して医学的には、『極めてまれな副反応であり、接種のメリットの方がデメリットを圧倒的に上回る』、というのが妥当な解釈だと思います(米国CDC もそのような見解です)。報道に印象操作されず、冷静に判断していただきたいところです。


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    地経学研究所 主任研究員

    イスラエル保健省が心筋炎を報告したのは6月1日。実社会でワクチン接種がものすごいスピードで進んでいるので、データやエビデンスも急速に積みあがっている。

    ワクチン接種後の心筋炎・心筋症の頻度は低い(米国では頻度0.0005%)一方、若年者では無症状の新型コロナ合併症としての心筋炎・心膜炎が見られる。米国では、平均年齢19歳のアスリートでコロナに感染した1,597人のうち、2.3%にあたる37人に無症状あるいは軽症の心筋炎を認めたとのこと。

    ワクチン接種後の急性心筋炎・心膜炎は軽症が主体で、頻度もきわめて稀。むしろ若年層はコロナ感染により心筋炎になるリスクが高いかもしれない。ワクチン接種により感染・重症化予防を図るメリットの方が、ワクチン接種後の急性心筋炎・心膜炎に対する懸念よりも圧倒的に大きい、とのこと。

    6月23日、厚労省の予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会
    日本循環器学会提出資料
    https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/000796566.pdf


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    マウントサイナイ大学 アシスタントプロフェッサー

    関連性「高い」と表現すると、誤解をする方もいらっしゃるのではないでしょうか。

    CDCが伝えているのは「関連性のある可能性が高い」ということであって、頻度が極めて稀であることを伝えています。また、治療を受けた大半の患者は、治療に反応し、すぐに回復しています。

    そのほかの特徴として、以下が挙げられます。
    ・ほとんどが思春期および若年成人に発症
    ・1回目よりも2回目の接種後に多く見られる
    ・通常、ワクチン接種後、数日以内に発症
    ・患者さんは、症状が改善した後、通常の日常生活に戻ることができる

    CDCは、心筋炎の頻度が稀で大半が軽症であること、COVID-19やそれに関連する重篤な合併症のリスクを考慮して、12歳以上のすべての人にCOVID-19ワクチンの接種を引き続き推奨しています。ワクチンを接種することは、ご自身とご家族をCOVID-19から守るための最善の方法であることも再度強調しています。

    引用:https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/vaccines/safety/myocarditis.html


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