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今回の某所への寄稿でも論じましたが、市場が気にしているのは、インフレの推移自体よりも、インフレに対する政策反応関数の変化であるように思います。実際、今回のSEPでは、2022年以降のインフレ見通しを殆ど変えなかったのに、dot chartの利上げ予想の分布が明確に上に動いた訳です。

しかも、この問題には「緩やか平均インフレ目標」の導入以来、はじめての利上げであるという難しさが関わっています。おそらく、市場関係者だけでなく、FOMCメンバーの間ですら、「高圧経済」をどの程度続ければ良いのかに関するコンセンサスがないように思います。

その意味では、パウエル議長も、今回のJackson Holeでは、既に事実上の決着がついたテーパリング云々よりも、「緩やかな平均インフレ目標」の下での政策金利の運営について語る方が、より意味があるように思います。
インフレ率よりは雇用の方に焦点が移っているように感じますね