[ドバイ 22日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)と非加盟の主要な産油国で構成する「OPECプラス」プラスは、需要回復による原油価格の上昇を受けて、8月以降もさらに増産することを協議している。関係筋2人が22日明らかにした。

関係筋の一人は「8月から徐々に(生産を)増やす可能性がかなり高い」と指摘。最終決定はされておらず、具体的な増産の規模についても合意していないと述べた。

OPECプラスは昨年実施した大規模な減産を段階的に縮小しており、5─7月は生産量を日量210万バレル増やすことを決めている。次回の会合は7月1日に開かれる。