2021/6/23
【3分解説】ソニーも参入。「音声」の買収合戦が止まらない
「音声」をめぐり、グローバルな買収合戦が加速している。
6月16日、米ソニーミュージック・エンタテインメントの英子会社がポッドキャスト制作を手掛ける英Somethin’ Else(サムシン・エルス)の買収を発表した。
さらに、Spotifyが同日、Clubhouseに似たライブ音声配信サービス「Greenroom」のローンチを発表。これは、2021年3月にSpotifyが買収したライブ音声アプリを土台にしたものだ。
音声にまつわるM&Aには、ここ1年あまりでアマゾンやアップル、フェイスブックやツイッターなど巨大IT企業も続々と参戦しており、にわかに盛り上がりを見せている。
そこで、NewsPicks編集部は直近の音声関連M&Aを分析。プレイヤーが乱立する中で誰が「勝者」となりうるのか、各社の強みと戦略を整理してお届けする。
INDEX
- 大手ITの参戦が相次ぐ「音声市場」
- 三拍子そろうアマゾン
- 「オーディオ・ファースト」Spotify
- M&Aも積極的なニューヨーク・タイムズ
- 今後の一手に注目のアップル
- 新機能追加するFacebook、Twitter
- 自社制作に乗り出すソニー