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最近、ある企業で「越境人材」についてお話をしました。こんなリアクションが印象に残っています。
・若手:やってみたいけれど、この会社では正直難しい。
・人事:我が社は、多様な人材が豊富です(人事はしっかりやってる)。
・経営トップ:正直自分にはよく分からない。ただ、それでは未来が掴めないことが分かった。

現実の姿のひとつだと思います。
事務局からは、かつてないほどのコメントと質問がきた、と聞きました。何かが変わろうとしているのかもしれません。

越境人材は、一見「何をやっているかよく分かりません」
そこからイノベーションが生まれます。テーマとして「自然/生態系xテック」は、これから才能と情熱が集まると思います。

そして、越境して新しいことを仕掛ける最高のフィールドは地方です。
ただ、全ての地域ではありません。

そのことが、伝わればと思ってお話しました。
大都市は大都市としてこれからも存在し続けるでしょうし、私もそんな大都市が提供してくれるアメニティーをこれからも消費し続けると思いますが、たまにアクセスできればいいです。

私はノルウェーの西海岸のかなりこじんまりとした街に住んでいます。フィヨルドに囲まれて自然豊かですが、日々のアメニティーには困らないし(例えばローカルのロースターで美味しいコーヒー豆が手に入る、地域の農家で作っているイチゴを道脇のスタンドで買う、レストランもシアターもあるし、ハイキングトレイルも無数にある)、車で15分の空港からはロンドンやアムステルダムに直行便で行ける。ノルウェーのオイルビジネスの拠点ということもあり、街の規模のわりにインターナショナルで、国際的なキャリアも築ける。通勤・通学時間も短い。大都市ほどなんでも揃っていないですが、日常生活には十分です。そして、「地方」だからといって土着的、閉鎖的である必要はなく、グローバルな視点でダイナミックな経済活動を行うことは可能です。

大都市には大都市の魅力がありますが、教育やキャリアの心配さえなければ地方に住みたいという人も多くいるはず。地方のポテンシャルをどんどん引き出していって欲しいです。

個人的には地方大学が担える役割がもっとあるのでは、と思います。例えば私が働くビジネススクールでは毎年120人ほどの修士学生を輩出しています。これらの学生は英語で、国際的なバックグラウンドを持つ教員が教える授業を受けます。このうちの多くの学生が地元で就職するので、地域経済へのインパクトはそれなりにあるのではないかと思います。

また、多様な働き方を推進して人的資本をフル活用して欲しいなと思います。
ここで言われている「GDPを経済の主な指標に置いていたのでは、持続可能な未来はないということ」には大いに賛同するが、地方は1700以上ある市町村の8割以上はもうたちいかない。だからって、東京で成功し、東京のビジネスで財をなし、タワマンに住んでいるようなコンサルが地方に乗り出したところで何も変えられない。地方にも優秀な人材はたくさんいる。東京のコンサルに依頼せずにやった方がいいのではないかとさえ思う。
そもそもどのまちもオルタナティブなんですよね。
それを都市化という名の画一化しようとしてきた人たちがいたわけです。

そこから取り残されたり、違和感を持って取り組んでしたところが先進地などと呼ばれるようになっている。

わたしは自治がポイントだと思っています。

そうでないと、結局、オルタナティブが大事だという余所者、コンサルにいいようにされます。
これは面白そう。
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