ラリー界の伝説「ランチア デルタ」が、今でも真のクルマ好きにオススメの理由【中古車至難】
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オーナーであった伊達軍曹の寄稿
私は残念ながら触れたことが無いが、憧れますよね。
要は1.6Lクラスのデルタに、上級テーマの2Lターボエンジンをぶっ込んで四駆化したのが、デルタHFインテグラーレ。
標準車デルタでは不足するボディ剛性は、ドアを突っ張らせて確保(要はクリアランスをキツキツにした)など、到底マトモなクルマと言い難い構成だが、内装はアルカンターラ主体の(当時としては)非常に上質かつオシャレなクルマ。
泣きどころはとにかくギチギチに詰め込まれたエンジンルームでしょう。元々2L搭載を予定してないので、ギチギチ。熱が籠る。
手練れは皆あちこちに穴を開けて放熱させる。
ビスカス式センターデフを備える4WDのステア特性も基本ドアンダー。アクセルオンでは曲がらない。
曲げるのはドライバーの裁量と言う形。
インプレッサやランサーエボリューションの様に素直に曲がる特性だと思うと痛い目に遭う。
端的に言えば、1990年代に性能においてはGC8型インプレッサWRXに完敗するクルマではある。
そんなクルマ。
でも、やっぱカッコイイ。