この連載について
消費者の動向が変わり、DXやAIの進展などにより販売チャネルも多様化、データ活用も最高潮に達し、マーケティングの重要性が増している。だが実のところ、マーケティング部門がまとめたデータや示唆が商品開発に活かされない。営業はマーケティング部門が唱えた施策を無視するといった分断現象は、随所で見られる。今こそ、商品開発や営業、人事など非マーケティング部門の人も、マーケティング思考を身につけるべきなのではないか。企業トップのインタビューや豊富な実例か、識者の意見などから、誰しもが意識すべき本物の顧客思考やデータスキルについて提示する。
この記事の著者 / 編集者
- 消費財とデジタル財の違い
- グロース思考について
- P&Gフレームワークの応用
- フェーズ毎の打ち手
1億総マーケティング時代とありますが、マーケターのみならず、事業に関わるすべての方が「グロース思考」をもつと、同じ目標に向かって部署間の連携も進みながらより事業成長にコミットしていける組織になると思います。
是非、様々なpicks、コメントをお待ちしています。
そのためには様々なテストは不可欠。例えば一見簡単だと思われるデジタルのバナー広告も、同じキャンペーンで違うビジュアルを同時に走らせることで、ビジュアルの効果度を測ったりもします。また、メルマガも同様ビジュアルを変えてABテストをすることで、効果度が測れます。
いかに根気強いテスト検証をするかが、マーケティング成功の鍵です。そして、マーケティングのキャンペーン結果が、「純増売上(incremental sales)」を生んだかが、最終的には一番のキーポイントです。一見マーケティング=マジックよりなイメージですが、実はロジックよりの検証分析がないと成り立たない。右脳と左脳を使うからこそ、ワクワクするマーケティングが生まれます。
結論から言うと、「who what how」など有名なマーケティングのフレームワークをそのまま活用するのは難しいとのこと。そこで山代さんがメルカリ時代に「P&Gのマーケをアンラーンして独自に確立した方法」をP&G流のウェイに則って披露してもらいました。
デジタルプロダクトの開発や営業などに関わっている人、デジタルマーケティングにお悩みの方、興味のある方にはとりわけ読んでいただきたい、マーケティングの手法を、ほぼ豊富な図解でお届けいたします。
当時は「P&Gの若手エース課長」ということでしたが、その後メルペイを経て独立されてますが、マーケティング領域では色々と教わることも多いです
フレームワークや言葉は横文字多いな、と思いながらもどれも重要な内容だし、また市場シェアをとるのと市場を創るということの差を意識的に分けて語っているものはあまりなかったですし、必要な要素がコンパクトにまとまっている内容と思いました
一方で、では王道の打ち手があるのかと言われればサービスによっても、タイミングやその企業のポジションによっても何が「当たる」かはまさにトライ&エラーであり、そここそがマーケターの腕の見せ所、ということなんでしょう
P&Gのマーケティング思考に、ネットビジネスのグロース志向がプラスされ、汎用性高くまとめられています。
また見返したくなる記事です。
そんな素敵な記事を提供してくれた山代真啓さんが、実は「島耕作」の大ファンであるということはここだけの話です。
このレポートは内容が明快で、デジタルマーケティングの教科書として保存しておきます。
確かに、スタートアップのような新しいものを創る場合はその考え方でないと顧客は増えないですよね。
Why/Whenとユースケースの拡張は意識します。
センターピンの考え方は先日のリクルート出木場さんの記事にもあったどの数字を100倍にするかを思い出しました。
出木場さんの記事のような圧倒的な実践内容も学びがありますが、本記事のように俯瞰的に全体像をまとめて頂ける記事も有難いです。もちろん実践や成果が何よりも重要なのですが、再現性を高めるには俯瞰することもまた重要。
※自戒込み
PODは、これだけモノも情報もありふれた世の中では、本当に重要。そして課題とビジョン(ありたい姿)を明確にして、小さな成功体験を積み上げながら近づく道筋が大事。
課題を明確に語れない人
課題は挙げられるてもビジョンがない人
本当に多くいます。
今ちょうどPODを洗い出して、新しいチャレンジをしようとしている所なので、記事を色々参考にさせていただきます。