【リクルート出木場】100倍の結果を出す、成長戦略3つのポイント
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あるあるですね。
KPIを持つにはKGIが必要ですからね。
新しく担当した部下が持ってきた「分析」資料は、ただのインサイトデータを並べただけで「so what?」が無かったので「何を目指してるの?何が課題なの?」と突っ込んだら、結局明確な『目標』が無かった。
「じゃあ課題はなんだと感じている?」と聞いたらアレもコレも、ソレもコレも、、、と。的が絞れていないので、迷走してるな、と感じました。課題をツリー化して先ず着手すべき事と、ステップ2、ステップ3でやるべき事に分解し、ステップ1でできる事を今すぐ毎日やりなさい、と指示しました。
so what?な提案をしてくるのは決して部下だけではないので、意外と出来ない人が多いものだと感じています。
大体の場合、「疑問を抱かない人」にそれが起きると感じています。「今までこうだったから」とか、「ちょっと数字をたたいたらこうだったから」と断片的な側面だけしか見ておらず、自らの考えに対してまず「true?」と疑問視する事が重要だと思います。
注目のコメント
1冊の本を読んだくらい、多くの気づきがありました。まずはすぐにでも何か100倍にできる数字を見つけようと思います。
昨対比2倍とか、過去ギネスとか、そのレベルを目標に掲げていたらせいぜいうまくいってもそこ止まり。10倍、100倍の成果を狙う視点をリーダーが持たなければ、そのチームの目線も下がっていってしまいますね。
「なんか、100倍にできる数字ないの?」と言うことで周りから嫌な顔をされたとしてもそれを問い続けること、一緒に見つけていく努力をし続けることがリーダーの役割なのだと思います。今回の特集をやりたいと思ったのは、個人的な課題意識がキッカケです。私はJobPicks(https://job.newspicks.com/)というNP発のキャリアメディアの編集長もやらせてもらっているのですが、新規事業は当然「顧客の創造」をする必要があり、マーケティングの思想を知らなくては太刀打ちできません。ところが私はほぼ編集・記者の経験しかなく、毎日社内、社外のプロフェッショナルの指導を仰ぎ、独学をしながら四苦八苦。それでも「作りたい記事を作りたい」という編集バカは直りませんが。
なんとか事業を飛躍させたいーーそんな思いが今回の特集に繋がりました。しかし商品企画、営業、人事など非マーケ部門でマーケティング思考を身につけたいという私のような方は、意外に多いのではないでしょうか?
今回の特集第一回目は、リクルートでIndeedの買収、PMIをリードし、従業員全員に「数字にこだわる仕事」を提唱する出木場社長にご登場頂き、前年踏襲でない10倍、100倍の結果を出すためのKPIの作り方、ユーザーの気持ちに徹底して寄り添う思考法などについて詳しく聞きました。
・データを分析する意味は3つしかない
・100倍にできる数字はないの?かを自分に問う
・奇跡みたいな結果にはタネがある
・100倍の結果を出す目標はせいぜい1個か2個
・エッジを立てたかったらバランスを崩せ!
など金言が溢れ、なおかつ実用性に富む学びがズッシリのインタビューです。今日から5日間、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。すごく惹き込まれるインタビューでした。KPI、ひいてはマーケティング戦略の本質を大胆に言い切っておられると思います。
「なんか、100倍にできる数字ないの?」これを問い続ける経営者というのは、(嫌な顔され続けるかもしれませんが)大きな変化、現場に対してシンプルで本質的な思考をもたらすのだろうと思います。そしてそれが組織に埋め込まれた時、達成に向けた「ワクワク感」という"イノベーションの素"が醸成されるのではないのでしょうか。
何よりインタビューを受けている出木場さんの表情がめちゃくちゃ豊かです。リクルートらしいというか、所謂保守経営者とは一線を画すタイプの経営者の方だなと感じました。