学校の先生がよく言う「現場経験のないヤツが言うな」について、考える
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コメント
注目のコメント
「あなたも、わたしも知っている「現場」はごく狭い」
そのとおりですね。本記事とは関係ありませんが、誰だって自分の知っている世界は狭いはずなのに「教員は社会の常識を知らない」みたいな論理がなぜまかり通るのかは常々不思議に思っています。どっちかというと、教員の方が「社会に出たことがない」とか言われがちかと。私はわずか4年でも出てはいますが。
ちなみに、この記事でいう現場とは、最前線、生徒や保護者、そして敵意ある同僚などの矢面に一定期間立つ経験ではないでしょうか?
この記事は3秒くらいしか読んでませんが、教育現場に立っている者として、セーフティーな位置から偉そうなことを宣う方の声は響きません。
理屈じゃなくて、感情の問題なんです。そして、この現場で大きなウェイトを占めるのも、また感情です。そこに訴えかけるパワーのないご高説が、窒息寸前の現場に一蹴されるのは当然。
私も、土曜の夕方なのにテストの採点している腹いせにコメントしているだけですわ。いやいや、現場を知ることは大事ですよ。やべえのは「人間は経験しなくても学べるのだから、経験する必要がない」という理屈になること。ダメな学者やダメな意識高い系はこれに陥っている。「経験する必要はない」はやがて「必要のないものは存在しなくてもよい」または見ないことにするという方向にいきがち。
テレワーク推進派が製造・販売・物流の人たちを無視したのもまさにそれ。