外資系が欲しがる人材 英語より大事な3つの資質
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外資系企業では働いた経験はありませんが、彼らが「専門性」を重要視するのは非常によくわかります
以前、1度だけ某ホテルのロビーで来日中の東南アジア総支配人(欧米人)と1対1で転職の面談をしたことがありますが、その際もこれまでの経験と具体的な職歴=専門性を議論し、問いかけられる内容の違いに面食らった記憶があります
普通に考えて、ゼネラリストをスペシャリストに教育するのは難しいですが、スペシャリストがゼネラリストになるのは、資質があれば比較的簡単です
日本の大学では、文系でまっさらな人材=ゼネラリストの候補ばかりを輩出していますが、これでは外資系で戦える人材は生まれないでしょう
専門的な知見があれば、語学力が少々見劣りしても、議論し意見を戦わすのは可能であり、相手も耳を傾けてくれます
なんら専門的な知見がなく、外国語も中途半端なら鼻から相手にされません
「外国語は単なるツール」と自分を甘やかし専門的な知見がない人は外資系企業でも、外国人とのビジネスでも使えないと思います
ネイティブ並みの語学力があっても、言葉だけで相手を説き伏せる、論破するのは極めて難しいものです
外資系企業じゃないですが、海外現地法人や海外合弁企業で働いた経験で痛いほど思い知りました
注目のコメント
外資系企業では、部門長は英語力は求められますが、それ以外では部署により違います。一番大切なことは、期待値をしっかりと理解し、フィードバックを柔軟に受け入れ、自身の成長に繋げていく姿勢ですね。
多くの外資系では、上司の指示を待ってから仕事をするというより、より積極的にイニシアチブ(主導)を取り、提案することを求められます。自分の責任範囲を超えて、困っているエリアを助ける、球を拾いにいくこともリーダーシップのスキルとして求められます。出る杭は打たれるのではなく、高い評価へ繋がります。
もう一つの特徴は、部下が育つことがしっかりと上司の責任になっており、部下のスキル向上の目標を立て、それに対してサポート&促せるかも自分自身の評価対象になりますね。外資系というと不安定ではというイメージもあると思いますが、よりフラットな組織で透明性が高く、専門知識をより極めるという良い点も沢山あります。起業するまで、オーストラリア系投資銀行&アメリカ系ファンドにおり、いまは欧米人ばかりの会社を経営していて思うのが
1 - 指示を待たずproactiveに業務を進める能力
2-意見があれば発言し、建設的に話を進める能力
3-自分の業務範囲に限らず改善提案する能力
の三つなきがします。英語はネィティブに近いレベルでできないと上のポジションにはつけないことがほとんどな気が。本社と会話できないため。Specialist, Leadership, Communicationということですが、外資系に限らず日系企業も同じは人材は求めているはずです。外資系ばかりがこのような人材を欲している、というのは外資系vs日系企業のブランディングにおいて日系企業が負けているところだし、スタートアップvs大企業でも同じようなことが起きている。
スペシャリストvsジェネラリストというのは、組織にはどちらも必要だと思いますし、実際には外資系にもジェネラリストはいると思います。ただ、採用が難しく労働市場における競争はスペシャリストの方が激しいからあえてそのようにブランディングしている側面はあるでしょう。
スタートアップも、ある種の人材のブランディングをしていますが、少しアーリーフェーズに偏ったブランディングになりすぎているようにも感じます。スタートアップは成長フェースに従い、人材や組織を継続的アップグレードしていく必要があるので注意が必要です。
日本の競争力を高める意味でも、この3点を満たすような人材がいるなら、是非より活躍できる場とマッチングして貰うのが最適。そうなるように、人材活用、活躍の良い事例はどんどん日本で増やしていくのが大事だと感じます。