スシローが「コロナでも最高益」をたたき出せたビジネスモデルの独自の強みとは? - 事例で学ぶ「ビジネスモデルと戦略」講座
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当たり前なことだけど、寿司の旨さが落ちると回転寿司はダメになる。
うまいすしを、腹一杯。うまいすしで、心も一杯。
いいものを食べたいと思う客を満足させることができれば、新たな顧客の獲得が期待できる。当然だけど、新鮮なネタや旨いシャリなど寿司の旨さを追求することは大切。
サイドメニューはあくまでもメインではない。さすがスシローさんです。
スシローさんのビジネスモデルと戦略に関しての記事です。
こういった記事を読んでいると、結局は「顧客ニーズを満たすこと」と「顧客ニーズを創ること」の両軸をフルスピードで回せる企業は強いなと。
例えば、スシローさんは新商品を2週間に1回出しているとのことですが、点でみると新商品が売れた売れない、があると思います。
もちろん、開発部としては売れることが必須の反面、直接の現金回収(売上)とは別に、イメージ戦略面、参入障壁を考えるとプラスになっていると。
景気が悪くなると、大半の企業は目先の現金回収に走り、ブランドを捨ててしまい、企業が衰退していきます。
スシローは原価率が高くても利益率がくら寿司の倍となっているのは、見事です。
私的に他チェーンと比べると圧倒的にネタがおいしいと感じますが、気のせいでしょうか。
▼まとめ
・顧客価値におけるスシローの特徴を言えば、「すしへのこだわり」
・すしを軸としたポジショニングを外さない王道戦略を貫いている
・「羽田市場」に出資し、業務提携をしている
・年間を通して約2週間に1回の頻度で、すしを軸とした新鮮なメニューの提案とプロモーションを展開
・利益率の秘訣は客単価の向上
・加えてITを駆使した接客の自動化と生産性向上で店舗の運営コストを低減
・食べた皿の枚数をAI搭載のカメラで画像解析し、支払い額を自動で計算するシステムの導入も進めている
今後も伸びていきそうですね。