[ハノイ 18日 ロイター] - ベトナム政府は18日、国民に向けソーシャルメディア上での行動に関するガイドラインを発表した。同国について肯定的な内容を投稿することを奨励し、国家公務員には「矛盾する情報」を上司に報告することを求めた。6月17日付の情報省の決定に含まれている。

このガイドラインでは、法律に違反したり、「国益に影響を与える」ような投稿を禁止している。国家機関やソーシャルメディア企業だけでなく、ベトナム国内の全てのユーザーが対象となる。

「ソーシャルメディアのユーザーは、ベトナムの風景や人々、文化の美しさを宣伝することが奨励される」としている。

このガイドラインにどの程度の法的拘束力があるのか、またどのように施行されるのかは明らかでない。