田原総一朗「続く入管死亡事案。外国人への人権侵害は是正されるか」 〈週刊朝日〉
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注目のコメント
日本が外国からどう思われているか、対外的なイメージは日本はかなりいいらしく、文化交流面からそれを指摘されることが多いが、この問題はそういうイメージを大きく覆すことになるのではないか。
日本語を学びにわざわざ来日する外国人というのは、日本によいイメージを持っていて、交流や関わりを持ち続けたいと思っている人が多いはず。にも関わらず、その希望を裏切られ、非業の死を遂げられた思いは察して余りある。
更に、こういう非道な人権侵害野放し状態を放置し、改めようとしない態度は「無法国家」としてイメージを大幅に落とすのではないか。極端な話「外国人の人権を認めていない日本人に何故人権を認めてやる必要があるのか」という相互主義的な批判が考えられるし、中国等の人権問題を批判するにしても「お前らに言われたくない」という反応は容易に想定される。
凡そ政治家からは票に結びつかず、国民からは具体的な経済的に利益に結びつかないので、良くて無関心、ややもすれば移民として排除したいような議論に結び付きがちな話だが、こうした人権問題で道義的な立場を貫くことで、長期的な国益が維持されるということがあるのではないか。