【解説】Salesforceに学ぶ、CVC成功の「3つの鍵」 - INITIAL
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注目のコメント
下記がとても面白い。
Salesforceは、SaaSといってもデファクトになっていてデータも蓄積して、かなり解約率が低いのではないかと思う。利用時間が長くなりデータがたまれば、もっと便利になってほしいから機能拡張リクエストや、またこのデータをほかの形で使ったり併せることができればというニーズも多いだろう。それは本体にいれるより、それに特化した外部サービスのほうが良い場合もある。
API連携でつなげ、そして顧客に刺さっているものはCVC投資先もそうでないところも、買収をして営業を投下して、さらに広げる。
『2015〜2020年にSalesforce Ventures日本代表を務めた浅田 慎二氏(現One Capital代表)は、「CVCと各プロダクトのヘッドが定期的に議論をしていた。プロダクトロードマップ(開発計画)の中で、時間軸と開発の優先順位から『Build or Partner』、つまり自社で作るか、作れないならスタートアップにパートナーとして投資するかを意思決定していた」と語る。』CVC最大の武器は本体の営業力やトラフィックです。Salesforceに出資を受ければ接続先アプリとしてエコシステムに組み入れられてトラフィックが伸びる、非常にわかりやすい。
できそうでできない座組みです。買収と少額出資の分かれ目判断はどのようにしているのだろういまや20兆円企業まで成長したSaaS王者・世界No.1のCRMツールのSalesforce。その成長の影にはCVC Salesforce Ventures含む戦略投資部門の存在がありました。
なぜSalesforceはSaaSのエコシステムを作り上げられたのか?
最高の案件に投資する、Salesforce独自の仕組みとは?
日本のCVCがSalesforceから学べ、自社に取り入れられる点は?
本記事では、Salesforce Ventures日本代表を現在・過去務めた当事者へのインタビューから、上記のようなテーマに答えています。ぜひ国内CVCに携わる事業会社の方、自社でCVCを検討している経営層の方、経営企画の方々に読んで頂きたいです。