[ドバイ 17日 ロイター] - イランのアラグチ外務次官は17日、イラン核合意の再建に向けた米イラン間接協議がこれまで以上に合意に近づく一方、本質的な問題はなお解決していないという考えを示した。

カタールの衛星テレビ局アルジャジーラの番組で「さまざまな問題について良好かつ具体的な進展が見られた」と指摘。18日に行われるイランの大統領選挙が交渉に影響を与えることはなく、イランの交渉チームは国内の政策に関係なく協議を継続すると表明した。

第6回協議は19日に再開される。

こうした中、ロシアのウリヤノフ在ウィーン国際機関常駐代表は、ここ数日間で進展があったものの、交渉は難航しており、「困難で時間のかかるテーマがまだ解決していない」と述べた。