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台湾防衛法案を提出=対中軍事力の維持要求―米議会

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  • NHK 番組ディレクター

    アメリカは長年、台湾と中国の関係に対し「戦略的曖昧さ/strategic ambiguity」という立場をとってきました。バイデン政権でもその姿勢が維持される見通しでしたが、その見直しの議論も活発になってきているようです。万が一、アメリカ側に何らかの立ち位置の変更があれば、日本の対応も問われることになると思います。

    戦略的曖昧さの歴史については、下記の記事なども参考になります。
    https://toyokeizai.net/articles/-/432231?page=2

    「1979年、アメリカは台湾の中華民国政府と同盟関係を解消したが、国内法の台湾関係法によって台湾防衛に寄与し続けることを約束した。一方で、中華人民共和国政府を「中国の唯一の合法政府」と認めた限り、アメリカは台湾の法的な独立(De jure independence)を能動的に支持しない立場をとった。

    アメリカが軍事的に介入する可能性を残すことで中国の台湾侵攻を抑止し、アメリカが介入しない可能性を残すことで台湾の冒険的な行為も抑止するという「二重の抑止(Dual deterrence)」を確立し、台湾海峡における一方的な現状変更を防ごうとしてきたのである。」


注目のコメント

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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    正式な名称は「台湾平和安定法」です。民主党、共和党の超党派に提出されていて、可決される可能性は高いです。可決が容易なのは、あまり具体性のない法案だからでもあります。
     米国の台湾政策は「戦略的あいまいさ」という基本から外れたことはなく、この法案も同様です。つまり、「戦略的あいまいさ」というのは、台湾を中国とは別の国家としては承認しない、ということです。これは、中国との全面対決に至らないようにする、という意思でもあります。
     台湾を国家として承認しなければ、軍事同盟も結べないし、全ての支援は非公式なものになります。日本政府も、同様の立場です。
     「台湾平和安定法案」の眼目は、台湾がWHOなどの国際機関に参加するのを後押しすることになるでしょう。国連に議席を持つ、というのは目標に入りません。


  • [戦略の曖昧さ]の真意はアメリカが自分の都合に合わせて台湾を操る事です。
    今回注目されていた[戦略の曖昧さ]が変わらないと言う事は台湾はアメリカに政治利用され続けるとのことになります。つまり、一つの中国を認めながら台湾の独立派を支持する事で中国の居心地を悪くさせるのが目的になります。これが台湾をさらに危険に追い込みます。
    記事にアメリカの援軍が来る前に中国が台湾を支配すると言ってる通り、有事の際援軍は間に合いません。空母が台湾に着くまで2週間ほどかかるからです。一番近い日本の米軍基地から戦闘機を飛ばしても800キロ以上あるので途中給油しないとたどり着きません。戦って日本に戻る為には少なくとも2回以上給油する必要があります。
    しかし、最も議論されてるのは、例え全ての援軍(日米とその他全て)が最初から揃ったとして、中国領土の近くで中国に勝てるかです。軍事力云々は置いといて、船や飛行機で来る台湾側の援軍と中国からの中国側の援軍では数の差はもちろんスピード的にも勝てる要素は一つもありません。
    もう一つ大事な要素はアメリカ人が台湾の為に身を削れるかですが、絶対ないでしょ。
    以前台湾は普通に国際機関に出頭してた事から、アメリカの煽りで事態は悪化するばかりなのが分かります。中国のデッドラインのギリギリの所を探りながら、いかに居心地悪くするかではないでしょうか。


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