部品が造れなくなる日 図面品質の劣化、トヨタにまで
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統計分析、解析、設計に共通するのが、現実をドキュメントに落とす時にデフォルメせざるを得ないこと(基本は2次元、せいぜい3次元)。
それを手動でやればミスも食い違いも出るもの当たり前。むしろ、良くトラブルを潰し込めていると思うくらい。
いかに仕組みで解決していけるかが重要で、そのためのツールや手法が今も日々開発されている。
そんな優秀で膨大な職人芸の集積の中から、ツールで代替えできるところはツールで省力化・スピードアップに役立てていただき、より価値の高い仕事に挑戦できるお手伝いができればと、自分もSOLIDWORKSやmeviyを広めてきてかれこれ20年。
この記事では課題がフォーカスされていますが、その背景にある膨大な先人の知恵の積み重ねを、あらためて大切にしたいなと思いました。
注目のコメント
掲載されている図面の例は確かに酷く、検図どころか自己検図すら行われていないような内容ではありますが、逆に酷すぎてケアレスミスか、もしくは何も知らない新入社員が描いたようなレベル。
そして記事には「トヨタグループ」としか書かれていないし、量産向けとも書かれていません。
実態を知っているわけではありませんが、この情報で「トヨタ本体」の「設計力」が下がっている、と断じるのはどうかと思いました。
まあ、こんな図面が外に出てしまうのは恥ずかしいことに変わりはないのですが。建築とは全然ちがう考え方ですね。施工サイドは最初から図面なんてまともと思ってませんから w
設計図 → 施工者が確認・質疑・施工図作成 → 発注者や設計者の承認 → 施工
「なんやこの図面!!全くおさまらんやんけ、ボケぇぇぇ!!」とつぶやきながら施工図描いてます。指示された材料ですら使えないのでこちらで決めて承認もらいながら進めます。これも施工金額の増額が生じる原因ですね。新人が過去の図面をコピーして作成した際に、過去情報消し忘れや、意味わからずそのままの記述にしてしまってるんでしょうね。
トヨタ系列なら図面についても厳格な製造基準が当然あるわけで、マスター図面がコレで管理されてるとは到底思えませんが。
試作品頼むのに担当者が焦って出しちゃったって感じですかね。
だとしたら、あとで大目玉でしょう。
若しくは、図面作成もお願いしますってメッセージかな?
それはよくあるような。図面でなくあくまで案で。
以前なら手書きでコメント入れて出してたのが、なまじCADで描いてるから図面っぽくなってるだけで。それは図面ではない。