希少生物が戻り農作物も育つ日本初の「植生回復」も実現する太陽光発電所の生態系リデザイン事業開始
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注目のコメント
太陽光発電所が生態系の破壊につながる可能性にようやく目が向けられるようになるのですね。
山が削られて、巨大なメガソーラーの建設された風景は、景観を損なうだけでなく、豪雨による土砂災害を招く可能性があります。実際そのような崩れた山の斜面の太陽光発電所もあります。
植林も単相な樹木に覆われて、しかも下草刈りなどの管理がなされなくなった山もあちこちにあります。
また土壌も乾いて、微生物の棲家として相応しくない斜面は、土砂崩れを起こしやすくなっています。
農地も化学肥料や農薬を使い続ければ、土壌の微生物などがいなくなって、痩せた不健康な農地になっていきます。
事業終了後の太陽光発電所は、雑草対策に長年農薬を撒いていれば、更地に戻しても、農地として再利用するには、数年以上収穫できない可能性もあります。
周辺の生物多様性の向上だけでなく、稼働中の太陽光発電所の管理も事業終了を見据えて、土壌の回復も図っていく必要があるでしょう。
緑が多いように見えても、植生が単調だったり、土壌が硬く雨水が深く浸透しないような状態であれば、土壌の微生物が極めて乏しい可能性もあります。
周辺に蜜蜂がいなかったり、昆虫が全くいないような緑は、生態系の多様性が大きく損なわれている可能性があります。
こういう取り組みにもっと注目が集まることを希望します。
◎ミツバチの生態系に配慮した30MWメガソーラー、米で計画
https://project.nikkeibp.co.jp/ms/atcl/news/16/103109679/?ST=msb