株価１万円、「支援のたまもの」＝総会でトヨタ社長

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• 武貞 秀士

  拓殖大学大学院 客員教授

  ・2021年06月17日

  トヨタの株主総会。執行役員が電気自動車（ＥＶ）に絞らず、ハイブリッド車、燃料電池車なども含む多様な電動車を幅広くそろえる「全方位」の戦略に理解を求めた。世界がEVに絞りつつあるとき全方位戦略を堅持するトヨタは余裕があるからだろう。トヨタの企業戦略が奏功することを願いたい。天津市にゆくと天津市のタクシーと公用車はすべてトヨタ車だった。タクシー運転手が「５０万キロを走っても故障しないトヨタ車。廃車するのがもったいない」と絶賛していた。私自身はニッサン、スバル、フォードと乗り継いできて、いまは７台目で１２年目のプリウスを愛用している。トヨタ社とは何の利害関係もない消費者。