彼女がしたことは犯罪なのか。あるベトナム人技能実習生の妊娠と死産（１）

コメント

注目のコメント

• 中野 円佳

  ジャーナリスト

  ・2021年06月16日

  借金を背負って来日するという構造、職員からの「まだ若いので妊娠したら大変ですからやめてください」という言葉。そして、検察による起訴…。何重にもトラップが仕組まれているかのよう。日本人女性による新生児遺棄事件も、他のベトナム人による犯罪も、背景を考える必要。
• 望月 優大

  ライター／ニッポン複雑紀行編集長

  ・2021年06月16日

  書きました。熊本の農園で働く実習生のリンさんは、強制帰国を恐れ、妊娠を誰にも言えず、部屋で一人、双子を死産した。出血も多く、恐怖と混乱の中で、一日部屋にいた。それが犯罪だとして21歳の彼女は起訴されてしまう。彼女がしたことは本当に「犯罪」なのか。ぜひ一読ください。
  
  記事で詳述していますが、もしリンさんが刑事裁判で有罪とされてしまえば、日本国籍か外国籍かの違いに関わらず、今後日本で孤立出産での死産を経験するすべての女性がただそれだけで罪に問われてしまうという危険を高めることにつながります。最初の前例となる懸念があります。裁判は来週始まります。
• Ikeura Akimitsu

  某ヘルスケア産業 課長級

  ・2021年06月16日

  この国に欠けているのは、大人への教育です。マイノリティである子供だけ新しい教育を受けても社会は変わらないのです。