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第2次世界大戦で有名なダンケルク、フランスのドーバー海峡沿岸の町の近くに「難民キャンプ」があります。ヨーロッパの難民危機といわれた2015年の頃から現在までずっとあります。
 ここの住民は、シリア人だったりイラク人だったり、入れ替わってきましたが、ベトナム人もいます。全員、英国に渡る機会をうかがっています。
 先月も、このキャンプを出発して船で英国に向かおうとしたベトナム人の集団がいました。49人が乗った船が沈みかけたものの、救助されました。死亡していれば、2019年にコンテナで39人が死亡した時のような悲劇として報じられていたでしょう。
 確かに「命がけ」なのですが、おそらく英国へ行っても、日本に技能実習で行った時と比べてそれほど多く稼げるとはかぎらないでしょう。命をかける必要があったのかというと、費用対効果からいえば、命をかけない方がよかったでしょう。
 外国で働く、ということは時に魅力的ですが、多くの人は、具体的にどういうことなのか理解しないまま誘いに乗ってしまいます。日本人でも、若い人が「海外の仕事がある」といわれてよく調べもせずに行ってみると、日本の最低賃金よりもはるかに低い待遇のコールセンターだったりします。ひどい場合は、振り込め詐欺の電話かけを朝から晩までやらされたり、麻薬の運び屋だったりもします。情報弱者といえばそうですが、そういう若い人がひっかけられる余地は少ない方がいいでしょう。

ベルギー、浸水した船から密航者49人を救出 ベトナム人が大半
https://www.viet-jo.com/news/social/210521185320.html

https://www.aljazeera.com/features/2016/1/8/despair-and-disease-for-refugees-in-dunkirk
2年前、英国でトラックコンテナの中からベトナム人男女39人の遺体が見つかった事件。そのうちの一人、26歳のチャー・ミーさんは、かつて日本で技能実習生として働いていました。なぜ?記者がベトナムの故郷をたずね、チャー・ミーさんの歩みをたどりました。同僚特派員の渾身のルポ、お読みください。
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