ヤマダが銀行サービス 家電と住宅ローン一体で
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ヤマダ電機は家電以外にも家具や住宅も手がけているので、相性がすごく良いと思います。
住宅はフルローンで借りることができても、家具家電は新築の家に引っ越したら100万、200万はすぐ消えてしまうと思います。それらをひっくるめて住宅ローンに一本化できるのは使い勝手が良さそうです。
また、銀行代理業での参入のためリスクも少なく、ポイントでも顧客を囲い込めます。スルガ銀行を取り込もうとしたノジマ電機の戦略とは対照的。
注目のコメント
ローンを武器にして住宅ローンやポイントを通じて家電需要を取り込むことで「生活」のエコシステムを創り上げる試みで面白いと思います。元々家電業界は割賦販売の概念などもありローンとの親和性があります(ただ、銀行サービスを提供するとなると延滞時も含めて当然、追加コストもかかってきますのでそことのバランスでしょう)。
銀行は巨大なIT投資を必要とする「装置産業」とも言われますが、銀行側としてもインフラを活用してもらうことで収入源になるのでWIN -WINとなります。一方で既存の銀行を買うとなるとデューデリや買った後の経営など別次元の話です。
他社でも銀行のインフラを活用するこういう取り組みがあり、一つのビジネスモデルとなってきそうです。
https://www.sbbit.jp/article/fj/54767ヤマダさんに以前少しだけ関わったことがありますが、圧倒的なポイント会員等の顧客基盤があるため、金融サービスを検討されていました。
当時はシステム関連は自前で持つ考え方が一般的でしたが、住信SBIネット銀行さんのネオバンクを使って、自身はサービス企画・運営を主軸に進めるやり方は理にかなっていますね。
さすが、ヤマダさんです。